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【トヨタランドクルーザー70が愛される4つの理由】ランクル70の中古やカスタムについて

キング・オブ・4WDといえば「トヨタ・ランドクルーザー」。高級SUVとしてだけでなく、働く車としても熱い支持を受け、なかでも「ランドクルーザー70」は、世界中から愛され続けています。本記事は、「ランドクルーザー70」が愛され、信頼され続ける理由から燃費、価格情報や再販についてまで、徹底的に解説しています。

トヨタ ランドクルーザーの誕生

トヨタ・ランドクルーザー BJ型

トヨタランドクルーザー70が愛される4つの理由01

その後「自衛隊」に改組される「警察予備隊」は、それまでアメリカに依存していた装備を国産で賄うことを求められ、今後もアジア地区で必要となる軍用車両を日本から調達したいというアメリカの意向もあり、自動車メーカーに「小型4輪駆動トラック」の試作を要請します。

1951年、その入札にトヨタは、試作車として「トヨタジープBJ型」を製造し、入札に参加することになります。

トヨタジープBJ型は、SB型1トントラックの車体に、4トントラック用B型ガソリンエンジンである直列6気筒3,386ccが搭載された頑丈・屈強な車でしたが、警察予備隊の入札で採用されたのは「ウィリス・オーバーランド社ジープ」となります。

しかし、トヨタは7月、警察関係者が立ち会う中、走行テストを実施し、富士山6合走破を達成させたことで「国家警察」のパトロールカーへの採用を勝ち取るのです。

その後、林野庁や電力会社への納入も行われることとなりました。
「トヨタジープBJ型」は、商標権の問題から「トヨタ・ランドクルーザー」へと名前を変更しています。

こうして、ランドクルーザーには実に60年以上の歴史があり、トヨタ車の中では「カローラ」よりも長い歴史となっています。

ランドクルーザーの名前の由来

ローバー社「ランドローバー」を意識?

トヨタ ランドクルーザー エンブレム

1951年、世界的に最も知名度のあった4輪駆動車は、ウィリス・オーバーランド社の「ジープ」でした。また、世界市場で認知され始めた4輪駆動車には、イギリス・ローバー社の「ランドローバー(Land Rover)」がありました。

当時、トヨタ自動車の取締役技術部長であった「梅原半二」は、ランドローバーの「Rover」には「海賊船」という意味があることに目を付け、海賊船を駆逐して世界市場で「ランドローバー」の上を行く車になるようにという願いから、「Land」と巡洋艦・駆逐艦に用いられる「Cruiser」を組み合わせて「ランドクルーザー(Land Cruiser)」と名付けたといわれています。

トヨタ ランドクルーザーの系列を知ろう

トヨタ・ランドクルーザーには、そのモデルによってはっきりとした「系列」ともいうべき区分けが存在します。

その系列は、大きく分けて「ステーションワゴン(Station Wagon)」「ライトデューティー(Light Duty)」「ヘビーデューティー(Heavy Duty)」の3つに分けることができるのです。

次の章で詳しくご紹介していきましょう。

ステーションワゴン系列

トヨタ ランドクルーザー ランクル

トヨタ・ランドクルーザー40系からの派生モデルとなる「ステーションワゴン」系列。

4輪駆動車をハイウェイでも楽しめるようにと、高速走行時の機能や、乗用車的な外観・内観へと進化をしていった系列です。「ランドクルーザー40系」→「55系」→「60系」→「80系」→「100系」→「200系」へと引き継がれています。

高級SUVとして日本・海外を問わず人気があり、正装・しかもオンロードでも使える車として高く評価をされています。

ライトデューティー系列

トヨタ ランドクルーザー ランクル プラド 2014年

トヨタ・ランドクルーザー70系からの派生モデルとなる「ライトデューティー系列」。「ヘビーデューティー」との区別のため、「ライトデューティー」と呼ばれています。

70系ワゴンとして、無骨な外観のまま、乗用車的な要素を打ち出したモデルとしてスタートしました。

その後、外観を大幅にイメージチェンジさせ、エンジンもパワーアップ、モデル名も「ランドクルーザープラド」とし、業務用仕様車からお洒落でモダンなSUV車に路線変更した結果、爆発的なヒットとなったシリーズです。

「ランドクルーザー70系ワゴン」→「70系ランドクルーザープラド」→「90系ランドクルーザープラド」→「120系ランドクルーザープラド」→「150系ランドクルーザープラド」へと引き継がれています。

ヘビーデューティー系列

トヨタ ランドクルーザー ランクル 70

トヨタ・ランドクルーザーの中で、本流の系譜として位置づけられているのは「ヘビーデューティー」系列です。

無骨で飾らない外観と、どんな過酷な状況でもそれに耐え得る車の性能は、まさに「キング・オブ・4WD」と呼ぶにふさわしいトヨタの名車です。

「ランドクルーザーBJ型」→「20系」→「40系」→「70系」へと引き継がれています。

「ヘビーデューティー・ランドクルーザー70」は、発売から60年以上となったランドクルーザーの歴史の中でも、最も世界中から愛され、酷使され続ける相棒なのです。

トヨタ・ランドクルーザー70とは?

ランクルの本家本元

トヨタ ランドクルーザー ランクル 70

トヨタ・ランドクルーザー70は、1951年にランドクルーザーBJ型が誕生した時から、本来の「どんな過酷な状況にも耐え得る車=ヘビーデューティー」の本流を汲むモデルとなります。

日本では、1984年から2004年までの16年間にわたり販売されました。
その16年間に販売されたランクル70には一貫してディーゼルエンジンが搭載され、販売当初はミッションはMTのみとなっていて、1985年から一部のモデルにATが追加されるというシンプルさでした。

また、海外では30年以上たった現在でも販売が継続されており、あらゆる状況の中でもゆるぎない信頼を得る車として活躍しています。

ランクル70が愛される理由【その1】

「道なき道」も走っていける

トヨタ ランドクルーザー ランクル 70

日本の道路といえば、殆どが既に舗装された道路です。しかし、ランドクルーザー70の需要が高い地域に目を向けてみると、新興国・発展途上国が多く、未だ未舗装の道路や、道路と呼べないような悪路が数多く存在するのです。

トヨタには、「トヨタTS規格」という車に対する技術規格が存在します。

しかし、ランドクルーザーに関しては、TS規格に加え「ランドクルーザー規格」とも呼べる独自の技術規格を設けていて、「水中テスト」「ジャンプテスト」「急旋回テスト」「砂利道テスト」「不整地テスト」などを徹底的に実施しクリアさせているのです。

その耐久試験で実施された走行距離は、これまででざっと100万kmを超えるといわれています。

「道なき道でもランクル70なら必ず行ける」という信頼は、このような厳しい技術テストの上に成り立っているのですね。

ランクル70が愛される理由【その2】

「頑丈」「屈強」で壊れない

トヨタ ランドクルーザー ランクル 70

トヨタ・ランドクルーザー70の近くに立って、まず感じるのはその「大きさ」「頑丈さ」「屈強さ」だといえるでしょう。

どんな障害にも、アクシデントにもびくともしないボディは、辺境の地や奥地では、車に対しての必須の条件となります。

トヨタ・ランドクルーザー70のオーナーの中には、何十年という単位で車を所有する人も少なくなく、特に海外では「親から子へ」と財産として引き継がれることもあるといいます。

ボディがへこめば、金槌(かなづち)で叩いてならし、サビが出たらサンドペーパーで削って塗装・リペアする…引き継がれる事の中には、ランドクルーザー70のメンテナンスも含まれているようです。

なんだか、私たちの国で作られた車がそのように大切に扱われていることに、深く感銘を受けてしまいますよね。

ランクル70が愛される理由【その3】

構造がシンプルで不要なモデルチェンジをしない

トヨタ ランドクルーザー ランクル 70 キルスイッチ

トヨタ・ランドクルーザー70の特徴としてあげられるものに、その車の構造がシンプルであるということがあげられます。

車体は、頑強でシンプルなラダーフレーム(はしご状のフレーム)を使用しています。

ラダーフレームは、コンピューター制御がなされていない時代の車に、その昔から使われてきた方式で、頑丈なフレームにエンジンやサスペンションなどが一緒に搭載される形となっているため、ボディにダメージが加わったとしても、フレームが生きていれば走ることも可能となるのです。

サスペンションには「リジットアクスル」が採用されていて、これはまさに「悪路走行」を前提にした車であるということを意味しています。

リジットアクスルとは、簡単にいうと左右が連結した車軸のことをいい、独立サスペンションと違い、悪路で車体の一方が持ち上がったとしても、反対側は自然と下がるため、接地性に優れているメリットがあるのです。

また、電子パネルや電子制御のシステムを意図的に少なくし、「アナログメーター」や「つまみ式スイッチ」として、過酷な状況の中でも故障しにくいようにシンプルな構造としています。

さらに、モデルチェンジも極力せず、最悪の事態となっても、現地の古い構成部品でも対処できるような配慮がされているのです。

ランクル70が愛される理由【その4】

リセールバリューが高い

トヨタ ランドクルーザー ランクル 70

日本・世界を問わず、ランドクルーザーの評価は高く、中でも「ランドクルーザー70」の評価価値は、経年しても距離数が長くても大きく下がることはないといえます。

ディーゼル車が多いので、古い年式のものには規格が適合しているかの確認は必要となったり、車体も大きいため現在のエコカーに比べれば、燃費の面でも軍配は当然エコカーに上がります。

しかしながら経年・距離数を経ても比較的「評価価値の下がらない」ランクル70ということを考えれば、持っているメリットも大きいといえますよね。

トヨタランドクルーザー70の日本再販が実施

ランドクルーザー70 ピックアップ【2014年~2015年】

トヨタ ランドクルーザー ランクル 70 ピックアップ

排ガス規制クリアの問題で、2004年に惜しまれつつ日本での販売を終了していた「ランドクルーザー70」。

しかし、根強いファンからの熱望を受け、「発売30周年」を記念して、2014年8月25日から2015年6月30日の期間限定で、ランドクルーザー70が再販されることとなりました。

当時のランクル70の中でも人気の高かった「4ドア・セミロングホイールベース」をもとに、現代的なヘッドランプやグリルに変更した「ランドクルーザー70・バンタイプ」と、「ダブルキャブ・ピックアップトラックタイプ」の2種類のラインナップです。

エンジンはディーゼルエンジンではなく「ガソリン」で、V型6気筒DOHCが搭載され、ミッションは5MTのみとされました。

約1年弱という限定販売になった理由には、今後の環境・安全基準がさらに厳しくなるためであったとされています。

トヨタは、再販されたランドクルーザー70の販売目標を月間200台としていましたが、発売開始の1ヶ月後には既に3,600台の受注を受けるほどの人気となりました。

ランクル70の燃費と中古車価格

トヨタ ランドクルーザー ランクル 70

ランドクルーザー70 【1984年~2004年】

・燃費(JC08モード):6.6km/L
・2017年2月時点の中古車価格の相場:49万円~649万円

ランドクルーザー70 【2014年~2015年】

・燃費(JC08モード):6.6km/L
・2017年2月時点の中古車価格の相場:299万円~630万円


中古車情報
システムメンテナンス中


ランクル70のスペック・性能

トヨタ ランドクルーザー ランクル 70

ランドクルーザー70 LX 4ドア 1994年1月モデル

・全長×全幅×全高:4,685×1,690×1,900mm
・車体重量:2,040kg
・ホイールベース:2,730mm
・エンジン:直列6気筒OHC(ディーゼル)
・排気量:4,163cc
・最高出力:135ps/4,000rpm
・最高トルク:28.5kgm/2,200rpm

ランドクルーザー70 バン 2014年8月モデル

・全長×全幅×全高:4,810×1,870×1,920mm
・車体重量:2,120kg
・ホイールベース:2,730mm
・エンジン:V型6気筒DOHC
・排気量:3,955cc
・最高出力:231ps/5,200rpm
・最高トルク:36.7kgm/3,800rpm

ランクル70のカスタム画像

それでは、トヨタ・ランドクルーザー70の秀逸なカスタム例をいくつかご紹介していきましょう。

ランドクルーザー70のカスタム【1】

ランドクルーザー70のカスタム【2】

ランドクルーザー70のカスタム【3】

ランドクルーザー70のカスタム【4】

ランドクルーザー70のカスタム【5】

ランドクルーザー70のカスタム【6】

トヨタ ランドクルーザー70は日本の誇り

トヨタ ランドクルーザー ランクル 70

©everystockphoto.com/ IRRI Images

誕生から60年以上たった今も、世界中の地域で働く車「ランドクルーザー70」。

人々から高い信頼を受け、愛され続けているというのは、この車が作られた国である「日本」「日本人」にとっても、とても誇りであり嬉しいことです。

いつまでも頼れる相棒として、頑張り続けてほしいものです。そして、出来ることならまた日本でも復活してくれることを待っています。

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