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【日産の最高級セダン プレジデント】実燃費や新車&中古車価格からソブリンの評価などすべて

日産プレジデントといえば、かつて日産自動車が製造・販売していた最高級乗用車で、2010年に生産が終了されました。主に法人・要人向けの最上級フラッグシップカーとして愛され続けていましたが、何故生産が終了になったのか?実際はどんな評価だったのか。真実に迫ってみたいと思います!

日産・プレジデントってどんな車?

日産 プレジデント 外装

日産自動車がかつて販売していた高級車(フラッグシップカー)であったプレジデントは、1965年に誕生してからというもの、主に法人向け、とりわけハイヤー向けの大型乗用車として知られていました。

主に国内においては公用車や社用車として使用されており、まさに英語で"大統領"や"社長"を意味する「プレジデント」の名にふさわしい使い方をされていました。

プレジデントの競合モデルはトヨタ自動車から販売されている「センチュリー」でした。
日産のプレジデントは1980年代後半から輸出販売を始めたり、スローなペースではあるもののモデルチェンジを繰り返してきましたが、規定によって4代目モデルが"安全基準を満たさない"という理由で、2010年に生産終了となりました。

とはいえ、4代もモデルチェンジを果たし、40年以上愛され続けてきたプレジデントは、どうして生産終了になってしまったのでしょうか。

「高級車」という事がやはり最大の売りだったので、"一般人には似つかわしくない"⇒"庶民が乗ってはいけない"と思われがちだった事もあるかもしれません。

しかし、プレジデントは高級過ぎて乗れない程、高嶺の花ではありません。きっと、あなたも本記事を読めば、それに気づいてくれるはずです。

日産の歴史についてはこちら

日産プレジデントのスペック

日産 プレジデント 外装

かつて販売されていたプレジデントの最後期モデル、4代目は、後述するグレード、ソブリンのみとなっており、実質のベーシックグレードは3代目を最後に姿を消しています。

下記に、プレジデントとソブリンのスペックを一覧で記載します。

※姉妹車である「プレジデントJS」は除外しています※

▶ ベースグレードのスペック

価格:8,600,000円
ドア数:4ドア
定員:5名
燃費性能:5.5㎞/L
駆動方式:FR
シフト:4AT
排気量:4,494㏄

▶ タイプD 4輪マルチリンクサスペンションのスペック

価格:7,920,000円
ドア数:4ドア
定員:5名
燃費性能:7.0㎞/L
駆動方式:FR
シフト:4AT
排気量:4,494㏄

▶ ソブリンのスペック

価格:9,160,000円
ドア数:4ドア
定員:5名
燃費性能:6.4㎞/L
駆動方式:FR
シフト:4AT
排気量:4,494㏄

▶ ソブリン 4輪マルチリンクサスペンションEDITIONのスペック

価格:8,440,000円
ドア数:4ドア
定員:5名
燃費性能:7.0㎞/L
駆動方式:FR
シフト:4AT
排気量:4,494㏄

▶ V仕様(油圧アクティブサスペンション)のスペック

価格:7,950,000円
ドア数:4ドア
定員:5名
燃費性能:5.5㎞/L
駆動方式:FR
シフト:4AT
排気量:4,494㏄

日産 プレジデント 外装

スペックを見比べてみると、排気量やシフトなどはほぼ同じで、見るべきポイントは価格と燃費性能といえます。

燃費はお世辞にも良いとはいえず、むしろとてつもなく悪い部類といえるでしょう。では、その高い価格の原因はどこにあったのか?

さらに細かく見ていきましょう。

プレジデント各グレードの共通スペック

日産 プレジデント 外装

全長×全幅×全高:5,225×1,830×1,425mm
室内長×室内幅×室内高:2,080×1,520×1,155mm
車両重量:2,000kg
ホイールベース:3,030mm

プレジデントは、その価格からも分かるように、これでもかという程に高級な素材、部品でもって造られていました。

▶ 高品質塗装 スクラッチシールド

中塗りを2回繰り返し、滑らかな質感を実現。石跳ねなどによるダメージの防御力が凄まじく、車体の傷をいとも簡単に防ぐどころか、軟質樹脂を配合した塗装を施している為、多少の擦り傷は、仮についたとしても時間の経過とともに自ら修復します。

▶ 後席の静寂性

プレジデントは、VIPを扱う車として制作されたため、恐ろしいほどの静寂性を保っていました。とくに後席を中心に遮音材・吸音材を効果的に採用し、比類ない静寂性を実現していました。

発信・加速・急ブレーキ時と、ありとあらゆる走行シーンで大幅に低減された騒音は、まさに最高級フォーマルサスーンにふさわしかったといえるでしょう。眠るには最高の環境です。

▶ 本革車検証ケース

普通の感覚からすれば、そんな物は必要ないだろうと突っ込まずにはいられない、最高級本革を使用した車検証ケースがもれなくついてきました。

▶ 低排出ガス車

平成17年 排出ガス基準50%軽減を達成しています。

▶ V型8気筒 4.5Lエンジンと、充実した安全機能

最高出力280PS/6,000rpm、最大トルク46.0kgm/3,600rpmでゆとりのあるパワーとトルクを実現しました。
また、全車にデュアル&サイド&カーテンエアバッグ、電子制御トラクションコントロール、ブレーキアシストなどの最上級の安全装備を備えていました。

▶ VIPにとって嬉しい装備

後席モニター、DVDプレイヤー、BOSEサウンドシステムに加え、席多機能センターコンソール、テーブル、8インチワイドモニターをとりつけ、後部座席に乗ったVIPがラグジュアリーな気分を味わえる仕様になっています。

日産 プレジデント 外装

一般人向けではないシステムが多数搭載されている為、価格が高騰するのは仕方なく、日本の経済事情から量産が難しくなりました。
そのため生産終了に追い込まれてしまったようです。

ただ、同時に各装備や乗り心地を考えると価格の価値はあることに気付くことが出来るはずです。

日産 プレジデント ソブリンってどんなグレード?

日産 プレジデント 外装

前頁で幾度となく"ソブリン"と書き連ねてしまっていた為、いったいソブリンとは何なのかと気になっていたのではないでしょうか。
ちらっとふれましたが、「ソブリン」というのはプレジデントの最高級グレードとなります。

バブル期には、ソブリンのさらに上をいく最高級グレード「ソブリンVIP」が販売されましたが、現在はもう販売されていません。

日産プレジデント ソブリンには木目調パネルが採用され、ナビゲーションシステムも推進。
コンパスリンク対応のマルチAVシステムとなり、後部座席に乗るVIPが、もはや本当にここは自動車の空間なのかと思えるくらいの空間を誇っていました。

日産プレジデント ソブリンの車内動画

また、ただでさえ価格が高い各グレードの中でも極めて価格が高かったソブリンが何故高かったのかといえば、バイブレーター付きリラックスシート、後席テーブル、後席乗降グリップがセットで装備されていたからでした。

ソブリンの最たる特徴として、フェンダーにグレードエンブレムが装備されており、日本車としては極めて珍しい仕様となっています。

生産終了に伴い、プレジデントと、同時に日産から販売されていた高級セダンの「シーマ」が生産終了を発表され、ともに後継車はないとされていましたが、今は「シーマ」が事実上プレジデントを引き継ぐフラッグシップとなっていて、プレジデントで築き上げたものはしっかり現代へと受け継がれているのです。

日産プレジデントの中古車事情

日産 プレジデント 外装

中古車市場でプレジデントが出回ると、新車があまりにも高額な為、中古車もてっきり高額になるかと思いきや、案外安価で手に入れる事が出来ます。

それは、ずばり需要があまりにもないからであり、安くしなければ売れない、という悲しくも早く売ってしまいたいという中古車企業の気持ちが現れているといえるでしょう。

基本的には新車価格の5分の2以下に抑えられており、運がよければ数十万で手に入れる事が出来、車にとにかくラグジュアリー感、静寂性を求めるのであれば、探してみてもいいのかもしれません。

中古の日産プレジデント ソブリンの動画

日産プレジデントは政治家や総理大臣など、とにかくVIPが乗るのでTVではバンバン映るけど、知らない人は本当に知らないという知られざる高級車です。

そういう意味では、ランボルギーニ、ジャガー、フェラーリやポルシェといった高級スポーツカーとはまた別の憧れを持たれたまさに"プレジデント"な自動車でした。

今でも、購入者の意見は「一度乗ってみたかった」といったものが大半であり、とくにレトロな高級車好きには、どんなに燃費が悪く、大型車ゆえ税金もかかり維持費も半端でなくとも所有する価値がある車なのです。

日産・プレジデントの現在の中古車価格はこちら


ソブリン 1オー…
89.0万円
本日の在庫
58
平均価格
107.4 万円
本体価格
39 ~ 249 万円

プレジデントの評価・口コミ

日産 プレジデント 外装

どの年齢層にも一言に「カッコイイ」と言えるスタイルだと感じます。
後部座席に人を乗せることはほぼ無理といっていいと思いますが、

出典:http://www.goo-net.com/

高級車の代名詞として恥じない存在感はさすが。もう少し年を経たらマイカーとして乗ってみたいですね。

出典:http://www.goo-net.com/

今でもカスタムしてるやつでかっこいいのが多い。年式は経ってるけどあんまり古臭さを感じないし、高級感はいまだ健在。

出典:http://www.goo-net.com/

ここにすべて載せきれなかったことが残念に思うくらい、プレジデントおよびソブリンは極めて評価が高く、もう少し燃費がよく、もう少し価格が低ければもっと生産台数を確保できて生産終了になる事はなかったのではないかと思う方も少なくありません。

しかし、日産は「売る事」よりも「高級車である事」にこだわりを見せ続け、お金の事情ではない、勇気ある撤退をした数少ない車といえるでしょう。

日産プレジデントに対する大いなる誤解

日産 プレジデント 内装

日産の高級車、プレジデントについてまとめてみましたが、いかがでしたか?

装備の充実さと、とくに後部座席における、ある意味で常軌を逸したレベルのラグジュアリーさ加減の仕様は、特に快適性や室内空間を車選びに重点を置くユーザー、オーナーにはあまりにも眩しく映るプレジデント。

一般人にはあまりにも高級過ぎて手が出ない、高嶺の花だと思う人が沢山いるから売れなくなって生産終了になったと考えられている節が多いですが、実際は単に衝突時の安全基準に適合しなくなったことと、販売台数つまりはコスト面で採算がとれなくなっただけであり、需要はあったのです。

今も中古車市場に出れば、この手の高級車はナイスミドル世代にとても高い人気があり、中古車で手に入れたとしても非常に乗り心地が素晴らしく、大事に乗っている人が多い事が口コミなどでも伝わってきます。

是非、あなたもこの機会に、日産の高級車「プレジデント」に興味を持って頂けたらと思います!

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