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ランサーエボリューション(ランエボ)歴代モデルの歴史と現在の評価は?【日本の名車】

ランサーエボリューションVI

ランサーエボリューションVI

抜群の性能で好評を博したVからわずか1年。空気抵抗と冷却性能を強化し、フロントリフトを改善したランサーエボリューションVIが発表されました。

しかし、ユーザーの声に影響され過ぎたせいで、レースでは前ナンバリングシリーズのVに勝つことが出来ず、一部のファンの間では「退化した」との声もあったようです。

2000年1月には、トミ・マキネンエディションという限定版がリリースされています。

こちらは、当時破竹の勢いを見せていたトミ・マキネン選手の4年連続ドライバーズ・チャンピオン獲得を記念して、同選手の名前を冠した特別仕様車でした。

制作者である三菱が工夫に工夫を重ね、シリーズが変革していったことがよく解る一台です。

ランサーエボリューションVIのスペック

販売期間:1999年1月~
乗車定員:5人
ボディタイプ:4ドア セダン
エンジン:4G63型:2.0L 直4ターボ
駆動方式:4WD
最高出力:280PS/6,500rpm
最大トルク:38.0kg-m/3,000rpm
変速機:5速MT
サスペンション:
・前:マクファーソンストラット式
・後:マルチリンク式
全長:4,350mm
全幅:1,770mm
全高:1,415mm
ホイールベース:2,510mm
車両重量:GSR:1,360kg/RS:1,260kg

ランサーエボリューションVII 第3世代(セダン:CT9A/ワゴン:CT9W)

ランサーエボリューションVII 第3世代(セダン:CT9A/ワゴン:CT9W)

ここからは、俗にランエボの第3世代と呼ばれるモデルに突入していきます。

それまで外装、ビジュアルにも拘ってきたランエボシリーズですが、ここにきてベースモデルの外装が大人しめになった事に習い、こじんまりとした外観となっています。

とはいえ、印象がこじんまりとしただけで、むしろ歴代のシリーズと比べるとボディの大きさ自体は大型化しています。

また、シリーズ初となるAT車もラインナップされ、手に取りやすくなったのもこの第3世代からといえるでしょう。

様々な改善点がありながらも、VIより安価になった為、ファンからはバーゲンプライスだと評価されたといいます。

ランサーエボリューションVIIのスペック

販売期間:2001年2月~
乗車定員:5人
ボディタイプ:4ドア セダン
エンジン:4G63型:2.0L 直4ターボ
駆動方式:4WD
最高出力:280PS/6,500rpm
最大トルク:39.0kg-m/3,500rpm
変速機:5速MT
サスペンション:
・前:マクファーソンストラット式
・後:マルチリンク式
全長:4,455mm
全幅:1,770mm
全高:1,450mm
ホイールベース:2,625mm
車両重量:GSR:1,400kg/RS:1,320kg

ランサーエボリューションVIII

ランサーエボリューションVIII

ランエボシリーズにしては、随分と間が空き、およそ2年ぶりのマイナーチェンジがなされ、発表となったランサーエボリューションVIII。

MTが5速から6速になったり、アルミルーフを量産者として初めて導入したりと、さまざまな実験をされたのも、VIIIの大きな特徴です。

また、このVIIIから国内を飛び出し、国外への輸出が正式に開始されました。

しかし、世界に飛び出したと同時に、年々増加傾向にあった盗難対策として、イモビライザーというキーの照合システムが本格的に搭載されました。

ランサーエボリューションVIIIのスペック

販売期間:2003年1月~
乗車定員:5人
ボディタイプ:4ドア セダン
エンジン:4G63型:2.0L 直4ターボ
駆動方式:4WD
最高出力:280PS/6,500rpm
最大トルク:40.0kg-m/3,500rpm
変速機:6速MT/5速MT
サスペンション:
・前:マクファーソンストラット式
・後:マルチリンク式
全長:4,455mm
全幅:1,770mm
全高:1,450mm
ホイールベース:2,625mm
車両重量:
・GSR:1,410kg
・RS[6MT]:1,350kg
・RS[5MT]:1,320kg

ランサーエボリューションIX

ランサーエボリューションIX

2005年3月に発表された、ランサーエボリューションIX。

従来のアルミニウム合金ではなくマグネシウム合金にコンプレッサーホイールを変更することで、最大トルクの発生回転数が下がった事で、逆に性能同士ががっちりとはまり、高回転域でのレスポンスが向上しました。

ランエボIXでは、エンジン性能向上に欠かせない連続可変バルブタイミング機構「MIVEC」といったシステムを採用するなど、それまでと変わらず三菱自動車としては実験的な挑戦もされています。

また、IXでは歴代で初めてワゴンモデルも採用されています。

ランサーエボリューション ワゴン

一般的に、ワゴン車はボディ剛性面で劣るとされていますが、エボワゴンは十分な剛性をもって設計されており、ラゲッジスペースに12Vのアクセサリーソケットを装備されていたりと、走行性能に関わる装備以外も充実したモデルとなっていました。

また、IXをベースに改造された電気自動車「ランサーエボリューションMIEV」も発表され、今も尚実験段階であるとされています。

ランサーエボリューションIXのスペック

販売期間:2005年3月~
乗車定員:5人
ボディタイプ:4ドア セダン
エンジン:4G63型:2.0L 直4ターボ
駆動方式:4WD
最高出力:280PS/6,500rpm
最大トルク:
・GSR:40.8kg-m/3,000rpm
・GT/RS:41.5kg-m/3,000rpm
変速機:6速MT/5速MT
サスペンション:
・前:マクファーソンストラット式
・後:マルチリンク式
全長:4,455mm
全幅:1,770mm
全高:1,450mm
ホイールベース:2,625mm
車両重量:
・GSR:1,410kg
・GT:1,390kg
・RS[6MT]:1,360kg
・RS[5MT]:1,320kg

ランサーエボリューションX 第4世代(CZ4A)

ランサーエボリューションX 第4世代(CZ4A)

この、第4世代でもあり、シリーズ10作目という節目で、ランサーエボリューションはその歴史に幕を閉じます。

2005年の東京モーターショーで原型となるコンセプトカーが発表され、更にその2年後に「Prototype-X」として展示された車を量販用に改良され、市販されたのがこのXでした。

第3世代までのランエボとは一線を画すほどにありとあらゆる面での性能向上が施され、およそ年に1度のマイナーチェンジを繰り返しながらも徐々に在庫のみの販売となり、5MTが2015年8月まで生産されました。

そして、冒頭でも触れたランサーエボリューション ファイナルエディションの発表がされたのです。

8年もの間、ナンバリングシリーズを更新することなくマイナーチェンジを繰り返し、ファンは当然XIへと続くものと思っていたでしょうが、三菱の会社の事情と、ファンのニーズ多様化の問題など様々な点から、開発が困難となったのがランエボ終焉の直接的な原因でした。

ランサーエボリューションXのスペック

販売期間:2007年10月 - 2016年4月
乗車定員:5人
ボディタイプ:4ドア セダン
エンジン:4B11型:2.0L 直4ターボ
駆動方式:4WD(S-AWC)
最高出力:
・MC前:280PS/6500rpm
・MC後:300PS/6500rpm
最大トルク:
・MC前:43.0kg-m/3500rpm
・MC後:43.0kg-m/3500rpm
変速機:6速DCT(ツインクラッチSST)/5速MT
サスペンション:
・前:マクファーソンストラット式
・後:マルチリンク式
全長:4,495mm
全幅:1,810mm
全高:1,480mm
ホイールベース:2,650mm
車両重量:
・GSR[TC-SST]:1,540kg~1,600kg
・GSR[5MT]:1,520kg~1,580kg
・RS:1,420kg

現在のランサーエボリューションの中古車価格は?

ランエボ中古は高額なものがほとんど


中古車情報
システムメンテナンス中


現在、ランサーエボリューションは中古車市場でも400~500万円台のものが多く、やはりほとんどのシリーズが限定販売されているので、プレミアがついているものがほとんどといえるでしょう。

しかし、中にはほとんど距離も走っていないものがあったり、コレクターが購入したと思われるものもあったりするので、もしお金に余裕があるなら、購入を検討してもいいかもしれません。

ランサーエボリューションの現在の評価は?

現在でも、国内ラリーでは現役で活躍しており、2014年の全日本ラリーを始めとした主なタイトルでもランエボが大活躍し、チャンピオンを獲得しています。

三菱自動車の技術は、変革しながらも、とりあえずこのシリーズで実験しようと言わんばかりにランエボに投入されており、まだランエボの正式な後継車は決まっていないといいます。

エボVIII以降は世紀に輸出が行われたこともあり、今もレース関係者を中心になくてはならないブランドとなっているのです。

ブランドとして、地位が確立された三菱のランエボは、現在でも評価の非常に高い車といえます。
生産が終了してしまった現在でも、十分すぎるほどの結果を残しているランエボの評価が低いはずはありません。

先ほどご紹介した、中古車価格が非常に高いのも評価の高さの裏付けと言えるでしょう。

「ランサーエボリューション」は今でも愛される日本の名車!

国産スポーツカーの代表格

三菱 ランサーエボリューション

出典:©iStockphoto.com/ 4X-image

日本の名車・ランサーエボリューションの歴史を紐解いてみましたが、いかがでしたか?

三菱自動車の技術と、国産スポーツカーのすべてが詰まっていたといっても過言ではないスペックのランエボ。

本記事を読むことで、あなたがランサーエボリューションに少しでも興味を持って頂けたら幸いです。

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