初めて車と出会う人の為の車情報メディア MOBY [モビー]

【トヨタの傑作SUVハイラックスサーフ】実燃費や人気カスタムと内装やディーゼルの評価も

ハイラックスサーフが無くなり、トヨタの同じクラスのSUVはランドクルーザープラドのみとなってしまいた。しかしハイラックスサーフは長年製造・販売が行われ、日本や北米では大人気のSUV車であり、現在のSUV車ブームの中、ハイラックスサーフの中古車は大人気で市場価格もなかなか落ちません。そんなトヨタハイラックスサーフの実燃費、内装の質、ディーゼルエンジン搭載車の評価、カスタム車などをご紹介したいと思います。

トヨタ・ハイラックスサーフとは

1981 トヨタ ハイラックス サーフ

出典:©everystockphoto.com/ Mike Riela

ハイラックスサーフは、トヨタが販売していた大型SUV車であり、開発・製造共にトヨタと日野自動車で行われていました。
2009年まで販売され、現在では新車で購入はできませんが、SUV車ブームもあり中古車市場では人気の高い車です。

特に若い方が中古車で購入し乗っていることが多く、SUV車好きの若者には、おすすめの中古SUV車です。
ここからはハイラックスサーフを先代モデルまでさかのぼり紹介していきます。

先代モデルウィネベーゴ・トレッカー(製造期間:1981年~1983年)

ハイラックスサーフが登場する前、初代ハイラックスサーフのさらに先代に値するウィネベーゴ・トレッカーという車が1981年から1983年の間米国で販売されていました。
トヨタが製造・販売していたピックアップトラックのハイラックスの荷台にFRP製シェルを架装し、ミニRV(キャンピングカー)とした車両です。
この時の設計、架装、販売は商用バンやキャンピングカーメーカーであるウィネベーゴインダストリーズが行ったため、車種名もウィネベーゴ・トレッカーとして販売されたのです。

初代ハイラックスサーフ【N60系】(製造期間:1983年~1989年)

1983 トヨタ ハイラックス サーフ

出典:©everystockphoto.com/ Hugo90

初代ハイラックスサーフは、1984年5月に発売し、日本では新型多目的4輪駆動車として販売されました。
北米向けは日本より先行して1983年10月から「4Runner」の車名で発売した。

ハードトップとサンルーフを外すと、オープン・エアを楽しめるオープンカーにもなりましたが、屋根を取り外したままでの公道走行は運輸省の許可がなかったため、脱着が可能でしたがそこまで取り外す機会はありませんでした。

米国仕様では、ピックアップトラックをベースにSUV車の荷台にキャノピーを乗せバンの仕様に直す手法は、アメリカ西海岸のカスタムショップが多く手掛けていた。
ワゴンボデーと優れた走破性を持つ4WDの組合せで、レジャーの範囲が格段に広がることが魅力となり、ポリス車両でも使われていました。

エンジンはすべて排気量2リッター直列4気筒ガソリンエンジン(エンジン型式:3Y)、排気量2.4リッター自然吸気ディーゼル(エンジン型式:2L)、排気量2.4リッターディーゼルターボ(エンジン型式:2L-T)を3機種があり、サスペンションは前後ともリーフスプリングで吊ったリジッドアクスルタイプでした。

1985年8月、オンロードでの走行性能を向上させるために、フロントサスペンションを、トーションバースプリングを用いたダブルウィッシュボーン式独立懸架に変更し、1986年8月には5ナンバー乗用車登録のワゴンを追加。

そして、排ガス規制に適したエンジンはEFI付4気筒2.リッターガソリンエンジン(型式:3Y-E)のみ、走行中でもHi/Loの切替え可能な4WDシステム、電子制御4速ATを採用していました。

車両の5ナンバーについての4ナンバーとの違いはこちら

2代目ハイラックスサーフN130系(製造期間:1989年~1995年)

1989年5月にモデルチェンがされたハイラックスサーフは、いままでハイラックスを北米に輸入していた際の輸入関税が変更されて、関税対策であえて2ドアで販売する必要はなくなり、実用性の高い4ドアボデーへ変更されました。

小型ピックアップトラックの「ハイラックス」をベースであることは変わりませんが、荷台にFRP製キャノピーを載せていた作りから、一般的なスチール製一体のワゴンボデーに変更し、現代のSUV車と同じ基本的な造りへとなりました。

この時代の米国市場では、安い価格のSUVを欲しがる傾向にあったため、輸出仕様の「4Runner」にはコストが少ないFR(後輪駆動)の2WDを採用し、日本仕様は4WD仕様のみでした。

エンジンは、今まで通り3Y-E型エンジン、2L-T型エンジンと新たに排気量2.8リッターディーゼルエンジン(型式:3L)の3機種でした。
1990年8月には、排気量3リッターV型6気筒ガソリンエンジン(型式:3VZ-E)を追加し、このエンジンを搭載するハイラックスサーフは初の3ナンバーとなりました。

トランスミッションは、3Y-E型エンジン搭載モデルが当初5速MTのみで、のちに4速ATを追加しました。
リヤサスペンションは、リジッドアクスルのまま、リーフスプリングに変えてコイルスプリングを用いた4リンク式に変更し、走行安定性や乗り心地を向上させました。

車の3ナンバー化についての解説はこちら

3代目ハイラックスサーフ【N180系】(製造期間:1995年~2002年)

1995年12月にモデルチェンジをした3代目ハイラックスサーフは、シャシーをフレームから一新し、ホイールベース/トレッドを拡大したことによって走行安定性・乗り心地を一段と向上させました。

ボデー形式は、跳ね上げ式に変更したバックドアをもつ4ドアのみとし、5ナンバー枠内の標準ボデーと、オーバーフェンダーを装着したワイドボデーの2種のバリエーションを用意しました。

エンジンはすべて一新され、排気量3.4リッターV型6気筒DOHCガソリンエンジン(型式:5VZ-FE)と、排気量2.7リッター直列4気筒DOHCガソリンエンジン(型式:3RZ-FE)、排気量3リッター直列4気筒SOHCディーゼルターボエンジン(型式:1KZ-TE)の3種類を設定しました。

2000年には、1KZ-TE型エンジンのみ、新しい排気量3.0リッター直列4気筒DOHCターボに電子式コモンレール式の直噴ディーゼルターボエンジン(型式:1KD-FTV)へ変更されました。

駆動方式は、主要グレードにフルタイム4WD走行も可能な4モード・パートタイム4WDも採用しています。
また、フロントサスペンションはダブルウィッシュボーン式のままスプリングをトーションバーからコイルに変更。ステアリングは、ボール・ナット式に代えてラック・アンド・ピニオン式を採用していました。

4代目ハイラックスサーフ【N210系)】(製造期間:2002年~2009年)

2002年11月にモデルチェンジされた4代目のハイラックスサーフは、ランドクルーザープラドとコンポーネントを共用し、ボデーサイズ、室内スペースともに3代目から若干拡大しました。
外観は、台形輪郭のフロントグリルや根元の幅が広いCピラーなどにハイラックスサーフである個性的な表現し、ランドクルーザープラド同様に力強くスポーティなスタイルとした。

開発と生産は、現在はトヨタの連結子会社であるトラック・バス・商用車を開発・製造する日野自動車(株)とトヨタ自動車が共同で行い、生産は日野自動車の羽村工場で行われていました。
駆動方式はFRと4WD機能を発揮する新開発のトルセンLSD副変速機付パートタイム4WDの2種類を用意し、高性能SUV車としてライバル車はランドクルーザープラドや三菱パジェロ、日産サファリでした。

エンジンは、
▶排気量2.7リッター直列4気筒ガソリンエンジン(型式:3RZ-FE)
▶排気量3.4リッターV型6気筒ガソリンエンジン(型式:5VZ-FE)
▶排気量3リッター直列4気筒直噴ディーゼルターボ(型式:1KD-FTV)
の3種類をラインアップしました。

2005年7月のマイナーチェンジでは、5VZ-FE型エンジンは排気量4.0リッターV型6気筒ガソリンエンジン(1GR-FE)に変更され、ユニットが2TR-FEされ、北米仕様の4Runner は排気量4リッターV型8気筒ガソリンエンジン(型式:2UZ-FE)が搭載され、このエンジンはトヨタ・セルシオにも搭載される豪華な仕様へとなりました。

2009年8月に生産を終了し、トヨタ車でこのセグメントのSUVはランドクルーザープラドのみへ一本化されました。

5代目ハイラックスサーフ(N280系)

日本でのハイラックスサーフはなくなりましたが、アメリカ仕様の4Runnerは現在も販売されています。
また日本でも輸入車として販売されており、旧モデルから人気は日本でも続いています。

トヨタの人気大型SUVハイラックスサーフの現在の中古車価格はこちら


中古車情報
システムメンテナンス中


次のページ

この記事の執筆者

池田ゆうきこの執筆者の詳細プロフィール

車も好きですが、実はバイクも好き。車の得意分野は1980年代・1990年代の国産ピュアスポーツカーと軽自動車で、国内・海外のモータースポーツは常にチェックしています。最近はイギリス車やフランス車にも興味有り。...

関連キーワード
キーワードから記事を探す


関連する車種/メーカー
車種/メーカーから記事を探す