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BMWの代名詞キドニーグリルの意味や由来とは?塗装やLEDなどのカスタム例も

これまで80年にわたって親しまれてきたキドニーグリル。BMWの象徴となったキドニーグリルの意味や由来を知ると、伝統を守っているデザイナーたちの思いが伝わってきます。また、BMWを自分好みに変身させるカスタムについてもご紹介します。

BMWの代名詞キドニーグリル

BMW 5シリーズ

BMWは誰もが知るドイツの高級自動車メーカであり、メルセデス・ベンツとともに高い人気や知名度を誇っています。

各自動車メーカーが、自社のブランドイメージを構築するために様々な工夫を凝らしている中で、BMWでは、青と白のエンブレムのほかにキドニーグリルを採用しています。

キドニーグリルを見ると、車のことをよく知らない人でもすぐにBMWの車だとわかります。キドニーグリルは、BMWの象徴となっているのです。

キドニーグリルとは?

キドニーグリルの意味と由来

BMW 3シリーズ キドニーグリルのイメージ画像

「豚の鼻」とも揶揄されるキドニーグリルですが、どのような意味があるのでしょうか?

グリルとは文字通り「網」のことです。それはフロントにある、空気を外部から取り入れるための網状の部品を指しています。

フロントグリルは正面から見た時に一番目立つ部分なので、車のスタイリングを印象づける重要な顔とも言える箇所です。

キドニーとは英語で「腎臓」を意味しています。2つに並んだフロントグリルが腎臓のように見えるので、キドニーグリルと呼ばれています。

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キドニーグリルの歴史

キドニーグリルが初めて採用されたM303

キドニーグリルがはじめて採用されたのは、1933年にジュネーブ・ショーで発表されたBMW M303(1933-1934に生産)です。

当時の自動車のラジエターグリルは四角形が一般的でした。BMWの特徴的なデザインを探していた開発チームがそこに目を付け、独特な形状のグリルを取り付けたのです。

エンジンルームが大きく高さもあったことから、縦型のデザインでした。その後80年にわたって、BMWの名前が冠される車の特徴となってきました。

例外としてBMW・イセッタや、その派生車600と空冷フラットツイン リアエンジンの700、BMW325(1937年~1940年)など採用されていないモデルもありますが、ほとんどのモデルでキドニーグリルがつかわれています。モデルチェンジをするたびにどんどん横に伸びていき、高さもなくなりました。

また、一時はフロントマスクのセンターに小さく取り付けられる時もありました。それでもBMWのシンボルとして圧倒的な存在感を示してきました。

BMWのブランドイメージが、キドニーグリルによって確立されたといっても過言ではありません。

キドニーグリルをLEDでカスタマイズ

キドニーグリルにLEDを取り付けると華やかな雰囲気に!

キドニーグリルをカスタマイズして、より個性的な演出をしてみたいものです
例えば、LEDを取り付けると、キドニーグリルを華やかにすることができます。

まず、エンジンルームのヒューズボックスから電源を取り出しておきます。それからキドニーグリルを取り外します。T30のねじで6か所止まっているのでそれを外し、フロントバンパーを引っ張ります。できた隙間に手を入れて、8箇所ある爪を押してグリルを引っ張りだします。グリル内にテープLEDを貼り付け、仮組して確認します。

無事にLEDが点灯したら、取り付けです。テープLEDをグリル内の上下左右、最低でも4本貼り付けてみます。

グッと華やかな雰囲気になりました。作業時間は3時間ほど。
比較的簡単な作業でおしゃれなフロントフェイスを演出することができます。

ただ、注意しなければならないのは、道路運送車両法の保安基準に補助灯の規制があることです。その規制に準拠しないと違反行為となってしまいます。
まずは、配線よりもやって良いかどうかの確認をしてから取り付けたほうが良いかもしれません。

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キドニーグリルを塗装してカスタマイズ

キドニーグリルをブラックに塗装する方法

キドニーグリルをカスタマイズして、精悍さを出すためにキドニーグリルをブラックにしてみることができます。

自分でブラックのスプレーを購入して塗装する方法をご紹介します。

使用するケミカル類+塗料は全部で5,000円程度で、ホームセンターで入手できます。
塗装の工程は、「脱脂 ⇒ 下地処理 ⇒ 乾燥 ⇒ 塗装 ⇒ 乾燥 ⇒ 塗装… ⇒ 最終乾燥」といった具合になります。

脱脂

脱脂では、シリコンオフを吹いて、キッチンペーパーで磨いていきます。
この工程でしっかり脱脂しておかないと、塗料を塗った時に浮き上がってしまうことがあります。

下地処理

下地処理を完璧にやろうと思ったら、細かいサンドペーパーで表面を荒らして、塗料が上手く乗るようにする必要があります。

面倒くさい方は、下地剤を使用するとよいかもしれません。下地剤を吹くとスプレーのりみたいなベタベタしたものが塗装面に付着します。
指でこすっても簡単には取れそうにありません。この上に塗料を塗ったら乗りがだいぶ良くなります。

塗装

下地処理が終わった後、よく乾燥させます。そのあとに塗装に入るわけですが、注意を一言。

一度に塗装しようとすると、ムラが生じたり一部分だけ厚くなってひび割れの原因になったりします。
数回に分けて、全体にむらなく吹き付けるのがコツです。最初は塗膜が薄く下地の色が見えて不安になりますが、何回か塗り重ねるうちにきれいな黒になってきます。

一見乾いたようでもまだ塗装は完全に固まっていないので時として塗装が剥げて来ることがあります。なので、乾燥の合間によく表面を見た方が良いです。繰り返し塗装した後乾燥させます。

その後に仕上げとしてラッカーを吹き付け、最終乾燥へと進みます。最後に1日~2日乾燥させたら完成です。

あとは取り付けて作業終わりです。車体のカラーとの兼ね合いもありますが、より精悍でスタイリッシュなフロントマスクに変化させることができます。

キドニーグリルの魅力

BMW i8

キドニーグリルの意味や由来から、塗装やLEDなどによるカスタマイズの例まで紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

キドニーグリルは明らかにBMWの顔となってきました。これまで80年にもわたって一つのデザインを貫いてきたメーカーはほかにありません。そこにBMWのポリシーを感じます。

また形式ばったものではなく、自分好みの華やかさや精悍さを形にできることもBMWの魅力の一つになっています。

BMWのキドニーグリルが、これからも伝統を大事にしつつ新しい道を切り開いていくことに期待したいですね!

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