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タイヤの脱着とは?交換と違う?脱着方法や工賃の相場料金もご紹介

タイヤのローテーションやスタッドレスタイヤと通常タイヤの交換などでは、タイヤの脱着が必要になります。このタイヤの脱着とはどのような作業なのか?タイヤ交換とどう違うのか?についてお答えします。タイヤの脱着方法や工賃の相場料金についてもご紹介します。

タイヤの脱着とは?

タイヤの脱着のイメージ画像

出典 :©Shutterstock.com/ Fineart1

車の点検時に「前後でタイヤの減り具合が違ってきているので、ローテーションはいかがですか?」と勧められたことはありませんか?

また、通勤などで日常的に車を使っていると、冬になったらスタッドレスタイヤに交換して、春に通常のタイヤに戻すという方も多いのではないでしょうか。
このとき、同じホイールにタイヤを付け替えると手間がかかってしまうので、スタッドレスタイヤごと別のホイールを準備しておいてそれに付け替えるのが一般的でしょう。

タイヤの脱着とは、まさにこのローテーションやスタッドレスタイヤに交換するときに行う作業で、ホイール付きのタイヤを外して取り付けることを指します。

タイヤの脱着と交換の違い

タイヤの取り付け イメージ画像

出典 :©Shutterstock.com/ wolfness72

新しくタイヤを購入して交換するとき、掲示されている料金表や見積書などには「脱着」「組み換え」「バランス調整」などといった言葉が並んでいて最初は戸惑うものです。

タイヤの脱着がホイールごとタイヤを付け外しすることは分かりましたが、タイヤ交換とはどう違うのでしょうか?

タイヤを購入したら組み換えが必要

タイヤの組み換えとは、ホイールから古いタイヤを外し、そのホイールに新しいタイヤを取り付けることをいいます。

この組み換え作業をするにはタイヤとホイールが車両から外れている必要があるので、必然的にタイヤの脱着が行われることになります。

タイヤの脱着はタイヤ交換作業の一部

このようにタイヤの脱着はタイヤ交換に含まれる作業で、大まかに

「タイヤ交換」=「タイヤ脱着」+「タイヤ組み換え」

と考えると分かりやすいでしょう。
実際のタイヤ交換では、この他にも付帯費用としてバランスの調整費用、廃タイヤの処理費用などがかかります。

以上のことを理解しておけば、どのような作業が必要で、それぞれの料金を比較するときの助けになるでしょう。

タイヤの交換に関連する記事はこちら

タイヤの脱着方法

ここでは、ご自分でタイヤの脱着を行う際の方法について説明します。

こちらの動画も参考にしながら、タイヤ脱着の手順を見てみましょう。

安全に作業できるように車を停める

タイヤの脱着をする場合、車体を傾けてタイヤを浮かせることになりますので、車両が少なからず不安定な状態になります。
これから取り付けるタイヤを置いておくスペースや周囲の安全なども考慮して、なるべく広く平らな場所を確保しましょう。

また、パーキングブレーキを必ずかけて、AT車の場合はシフトレバーを「P(パーキング)」にし、これから脱着する反対側のタイヤには輪止めをしておくとより安心でしょう。

ホイールナットを緩める

タイヤが浮いてしまうとホイールナットを緩めることが難しくなりますので、タイヤが接地している間に十字レンチやL字レンチでホイールナットを緩めておきます。
ここではナットを完全に外してしまうのではなく、あくまで緩めるだけです。

ホイールナットを緩める順番は、ボルトやホイールを傷めないよう対角線上のナットから緩めていくようにします。

ホイールナットが固くて緩まない場合は、市販のエクステンションバーや鉄パイプなどでハンドルを延長すると楽に緩めることができます。

ジャッキをかける

車載工具に用意されているパンタグラフジャッキなどを使って、脱着する場所のタイヤを浮かせます。

車体の横には切り欠きなどでジャッキアップする場所が示されているので、そこにジャッキがかかるようにします。
ジャッキアップする場所が良くわからない場合は、取扱説明書で必ず確認してください。

このとき万が一ジャッキが外れたときに身体を挟まれたりしないよう、交換に使用しないタイヤを車体の下に置いておくと良いでしょう。

タイヤを脱着する

ジャッキでタイヤが浮いたら、ホイールナットを外します。
外したナットは紛失しないように気を付けてください。

ボルトやホイールを傷めないようタイヤを交換したら、ホイールナットをレンチで仮止めします。
ジャッキを下ろす時にタイヤが外れないようになっていればよいので、レンチでホイールナットが軽く回らなくなるくらいで十分です。

仮止めの時も、ボルトを傷めたり、なるべくタイヤの中心のズレを小さくするために対角線上のナットを順番に締めていくようにします。

ジャッキを下ろし、ホイールナットを本締めする

ジャッキを下ろして車体からジャッキを外したら、最後にホイールナットを本締めします。
本締めの順番も、対角線上のナットを締めていきます。

ホイールナットの締め付けトルク一般に軽自動車が80~90N・m(ニュートン・メートル)、乗用車で105N・m程度と言われていますが、車種によって適正なトルクが決められていますので事前に確認するようにしましょう。

トルクレンチの使い方はこちらの動画で詳しく説明されていますので、参考にしてください。

タイヤの脱着工賃の相場は?事前の予約ができると安心

タイヤの脱着のイメージ画像

タイヤの脱着は難しい作業ではなく、車載されている工具だけでも行うことができますが、4本を交換するとなると意外と重労働です。
サイズにもよりますが軽自動車でもタイヤとホイールで1本15kg前後、普通自動車になると20kgほどになりますので、女性や高齢の方はちょっと躊躇されるかもしれません。

そのような場合、車を購入したディーラー、カー用品店やタイヤ専門店、ガソリンスタンドなどでタイヤの脱着作業をしてもらうことになるでしょう。

それぞれのタイヤ脱着工賃は、1台分4本で

ディーラー:2,160~7,560円
カー用品店:2,160~3,240円
ガソリンスタンド:2,160~2,700円

といったところが相場のようです。
同じ系列でも店舗によって工賃が変わる場合もありますので、依頼する前に問合せをしてみてください。

また、脱着にかかる工賃だけでなく、作業を依頼する店の混雑具合や作業にかかる時間、事前に予約が可能か、といったことも確認しておくと良いでしょう。

タイヤ脱着にかかる時間はどれくらい?

上記のような店舗では車ごと持ち上げるリフトや電動工具などが揃っているので、4本全て脱着しても15~20分くらいで終わると思います。

ただしスタッドレスタイヤの交換作業は雪が降りそうな天気予報が発表されると需要が集中するので、タイヤ脱着に長時間待たされることがあります。
このような場合も電話などで作業予約ができる店だと安心ですね。

外したタイヤの保管サービスも

外したタイヤとホイールを持ち帰るのは重くて面倒ですし、置いておくにも邪魔なものです。
タイヤの脱着サービスを行っている店の中には、シーズンオフのタイヤを保管してくれるサービスを提供しているところもあります。

保管料金は年間で8,640~12,960円程度と決して安くはありませんが、このサービスを併用すれば全く手間をかけずにタイヤの脱着を行うこともできます。

タイヤの脱着はタイヤをホイールごと付け外しすること!

タイヤ脱着とはホイールごと付け外し

タイヤの脱着について、タイヤ交換との違いや方法、工賃について解説しました。

タイヤ交換には脱着と組み換えが必要ということが理解できれば、分かりにくかった料金表の見方もスッキリしますね。

タイヤの脱着は特殊な工具も必要ない作業ですので、ご自分でローテーションやスタッドレスタイヤの交換を行ってみるのも良いのではないでしょうか。

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