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【雑学】ごみ収集車の仕組みや英語名から仕事の給料などを動画&画像でご紹介!

ゴミ収集車は、ゴミを処分場まで運搬する特種用途自動車です。身近にありながらどのような仕組みなのか意外と知らない人も多いでしょう。英語での言い方や海外のゴミ収集車について、気になる作業員の給料、ゴミ収集車の音楽を動画&画像を使って紹介!

ゴミ収集車とは?

日本のゴミ収集車

ゴミ収集車は、いつも私達の出すゴミを集めてくれる大切な働く車です。
ですが、ゴミを収集する実際の作業をじっくり見ることはなかなかありませんよね。

ゴミ収集車は、ゴミを処分場まで運搬する特種用途自動車。一般的にはゴミ収集車と言われていますが、「塵芥車(じんかいしゃ)」「塵芥収集車」「清掃車」「集塵車(しゅうじんしゃ)」「パッカー車」などと呼ぶこともあります。

ゴミ収集車の仕組みは?

どのような仕組みでゴミを回収しているかは、意外と知られていません。
身近にいながらあまり知らない、ゴミ収集車の仕組みを紹介します。

ゴミ収集車は2tトラックがベースのものが多い

ゴミ収集車の多くは2t車ベースで、1回に運べるゴミの量は1~1.4t、およそ45リットルのゴミ袋900個分です。
そのままでは積み込むことはできないので、プレス機構によりつぶしながら箱型の荷台に積み込みます。
ゴミの量が多い大きな自治体では4t車の保有や、他にもハイブリッド車や軽自動車の収集車もあります。
または、民間企業でゴミ回収をしている会社も多くあります。

車種で多いのは、いすゞ・エルフ、三菱ふそう・キャンター、日野・デュトロです。
また、ゴミ回収車の開発をしているメーカーで有名なのは、極東開発工業や新明和工業、富士車輌、モリタエコノスがあります。

最近では電気自動車のゴミ収集車も開発されています。
これまでのエンジンの音がなくなり、モーターで動くため、騒音が少ないというメリットがあります。
早朝や深夜の作業でも、気兼ねなく行うことができます。

ゴミ収集車の主な仕組み「回転板式」「圧縮版式「荷箱回転式」

●回転板式車
2枚の回転板があり、手前の回転板で載せたゴミを圧縮しながらかき込み、奥の回転板で荷箱にゴミを押し込みます。
ゴミを排出するときは、ダンプカーのように荷台を持ち上げる方法がほとんどです。

●圧縮板式車
プレスプレートという1枚の板が上下に動き、ゴミを荷箱にかき込むときに荷箱の底部と前壁を使ってゴミを2段階に圧縮して、回収します。
ゴミの排出方法は、荷箱内の排出板でゴミを押し出すものが多いようです。

●荷箱回転式車
ミキサー車のように円形のドラムを回転させて、ゴミを巻き込んで荷箱に積み込みます。
連続してゴミを投入できるメリットがありますが、積載能力が劣るため、ほとんどお目にかかることができません。

ゴミを回収した後は?

ゴミの計量をするために、通路に設置した秤にゴミ収集車ごと乗ると、自動で計測できます。
その後、ゴミを投入する部屋に行き、投入扉からゴミピットにゴミを落とし入れ、燃えるゴミであれば焼却します。

ゴミ収集車の英語名は?

海外のゴミ収集車は巨大アームがついている!?

ゴミ収集車は英語で「Garbage Truck」と言います。
国によってゴミの回収方法は変わり、日本ではゴミ袋のまま外に出しますが、海外ではゴミは大きな専用の容器に入れて外に出しておくことが多いようです。

日本にはないゴミ収集車を紹介すると、トラックに巨大アームがついていて、作業員は車内でアームを操作、ゴミを回収することができます。
動画を見ると動きのダイナミックさに驚きますが、回収してすぐに移動できるので、効率的と感じます。

日本では、日本独自のゴミ回収の仕組みがすでにできていることや、狭い道が多いことなどから、普及は難しいと思いますが、巨大アームでサッとゴミを回収する姿は感動しますね。

ゴミ収集車の作業員の給料は?

お金

ゴミ収集車の作業員は自治体に勤務の公務員、民間社員、民間非正規に分けられます。
公務員がもっとも給料が高いといわれていますが、民間社員であっても普通より高めのようです。
民間企業であっても、都市部で勤続年数が10年を超えると年収1,000万円になるといった情報もあります。

また、非正規雇用であっても、日給1万1千円程度のケースもあるようです。
ただし、都市部のように回収するゴミが多い地区に比べると、地方の方が3割以上収入は下がるようです。
給料はいいですが、朝早くから夕方まで、体力を使うハードな仕事ですので覚悟が必要ですね!

ゴミ収集の仕事の興味がある場合、公務員を目指すのであれば自治体のホームページなどで採用があるかを確認してみる、民間企業であればハローワーク、仕事紹介の情報誌やホームページに情報があります。

最近では、ゴミ収集の作業員は自治体に勤務の公務員の採用は少なくなっていて、民間業者に委託している場合も多いようです。
一度検索してみてはいかがでしょうか。

大阪市のゴミ収集車の定番音楽「小鳥が来る街」とは?

「ゴミ収集車が通るときに音楽が流れる」と聞いて、ピンとくる人と、「音楽が流れるの?」という反応の2つに分かれます。
音楽が流れる理由は「ゴミ収集車が来ました」とお知らせするため、視覚に障害がある方に作業をしていることを知らせるため、イメージアップのためと言われています。

音楽が流れると「ゴミを出そうとしたら既に回収された後だった!」ということもないので便利ですね。
音楽を流さない街も多くありますが、理由の1つに都市部など深夜にゴミを回収する地域は騒音になるためということもあります。

よく使われる曲に「赤とんぼ」「乙女の祈り」「エリーゼのために」が多いようです。
また、他にも自治体ソングを使っていたり、回収するもので音楽が変わっていたり、いろいろなパターンがあります。

大阪市のゴミ収集車「小鳥が来る街」

1964年に大阪市で「緑化100年運動」を行った時の曲で、その当時からゴミ収集車の音楽に使われていました。原曲は島倉千代子さんが歌っています。

その前は鐘をたたき鳴らしてお知らせしていたため、穏やかな音楽に変わり嬉しいですね。

大阪市は他にも、古紙と衣類分別収集は「シャボン玉」、資源ゴミは「赤とんぼ」、容器包装プラスチックは「草競馬」のように、回収するものによって曲が違います。

仙台市のゴミ収集車「草競馬」

仙台市では、フォスター作曲「草競馬」という曲が使われています。
他にもプラスチックごみの日は「一週間」、資源回収の日は「おさるのかごや」、紙類・段ボール回収の日は「やぎさんゆうびん」が使われています。

川崎市のゴミ収集車「好きです かわさき 愛の街」

「好きです かわさき 愛の街」は川崎市民の歌で、作曲は山本直純さんです。
テレビドラマや動揺の作曲でおなじみですね。
1985年6月からゴミ収集車の音楽に使われてきました。
それまでは「乙女の祈り」のオルゴール版を流していましたが、住民同士の一体感を高めようと、この曲に変わりました。

愛媛県松山市のゴミ収集車「赤とんぼ」から「松山市の歌」に変更

●変更前の「赤とんぼ」

●2012年に変更後の「松山市の歌」

2012年に音楽が変更になり、童謡「赤とんぼ」から、「松山市の歌」になりました。
「赤とんぼ」も風情ある落ち着いた曲ですが、「松山市の歌」もオルゴールバージョンということで騒がしくなく、その上地元の特色が出た市民に親しみやすい曲が使われるものいいですね。

台湾のゴミ収集車「乙女の祈り」

日本のゴミ収集車でもよく使われている「乙女の祈り」です。
黄色の収集車が可燃物専用で、あとから来る白い車が資源物専用の回収車です。
台湾でも同じように音楽が流れていると、親近感がわきますね。

ゴミ収集車にありがとう!

海外のゴミ収集車

ゴミ収集車は私達の生活になくてはならない車の1つです。
ゴミを効率よくたくさん収集するための工夫や、海外の巨大アーム付きのゴミ収集車、地域のよって音楽が違うなど、意外と奥が深いですね。
見かけたら心の中で「ありがとう!」とお礼を言いましょう!

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