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新型フェラーリ J50世界初公開!日本進出記念モデル価格は3億円超

12月13日、東京・国立新美術館で開催された「フェラーリ日本進出50周年記念式典」にて世界に先駆けて公開された新型フェラーリJ50。このクルマの販売台数は限定10台でお値段は3億円超! 今回はその希少性とパフォーマンスからティフォシ垂涎のフェラーリJ50を徹底解説します。

新型フェラーリJ50が東京で世界初公開!

これが 新型フェラーリ J50!

フェラーリJ50

今年2016年は日本にフェラーリが正規輸入を開始されて50周年というアニバーサリーイヤーでした。
12月13日、フェラーリ・ジャパンはそれを記念して東京・国立新美術館で開催した「フェラーリ日本進出50周年記念式典」にて、10台限定で生産されるフェラーリJ50を世界に先駆けて初公開しました。
フェラーリJ50の車名の由来は、そのまま「Japan」の「J」と、50周年記念の「50」を組み合わせたとのことです。

1965年以前、日本国内にはフェラーリ本社と契約を結んだ正規輸入・販売代理店は存在しておらず、ごく少数の並行輸入車が存在しただけだったと聞きます。
当時、フェラーリの正規販売店となった新東洋企業が初めて輸入したのはフェラーリ275GTBだったそうです。

以降、正規販売店は西欧自動車(68〜72年)、西武自動車販売(71〜74年)、ロイヤル・モータース(75〜78年)、そして現在まで続くコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドと販売店を変えつつも、フェラーリは耐えることなく日本に正規輸入され続けてきました。

フェラーリ 275GTB 1954年型

フェラーリ 275GTB 1954年型

新型フェラーリJ50のベースは488スパイダー

フェラーリ488スパイダー

フェラーリJ50のベースとなったのは、フェラーリ488スパイダーで、1台1台ユーザーのリクエストに合わせてテーラー・メイドで仕上げられます。
このクルマはマラネロのフェラーリ・スタイリングセンター・チームによって設計され、「フェラーリ・セリエ」プロジェクトの第3弾として同社のスペシャル・プロジェクト部門によって開発が行われました。
フェラーリJ50に搭載されるパワーユニットは、今年のインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーで総合優勝に輝いた3,902ccV型8気筒DOHCツインターボエンジンのスペシャルチューンド版で、最高出力は690cv(伊馬力。psと同じ)を発揮します。


ヨーロッパ新車並…
3348.0万円
本日の在庫
11
平均価格
3553.4 万円
本体価格
3200 ~ 3850 万円

新型フェラーリJ50のスタイリング

フェラーリ308GTS

このクルマのモチーフとなったのは、かつて日本で人気のあったフェラーリ308GTSです。
しかし、単純なレトロ調を狙ったものではなく、近未来&エキゾチックがフェラーリJ50のスタイリング上の主題となっています。

ウェッジシェイプの効いたフォルムに、低く構えたノーズから立ち上がり、サイドに回り込んで後部のエアインテーク付近で車体に溶け込む黒いスウェッジライン、ウインドウスクリーンの上方から後方へ向かってスラントして行くサイドウインドウのカットラインと、アイキャッチとなる2本のキャラクターラインが相互に影響しあってダイナミズムを演出しています。
また「ヘルメットバイザー」効果を生むウインドウ・グラフィックは、1950年代まで遡るフェラーリのオープンコンペティション・バルケッタを彷彿とさせます。

俯瞰で見た新型フェラーリJ50

フェラーリ J50

大胆さの中にも精錬された印象を放つリアセクションは、グラフィックデザインと3Dデザインを巧みに調和させたことで生まれました。
V8ターボエンジンが見えるスケルトンエンジンカバーは、ドライバーとパッセンジャーの頭部を保護する2つのセパレートタイプのロールフープへと視覚的に延長させるため、左右が隆起した複雑なフォルムを採用しています。
その上のロールフープをつなぐブリッジとして装備したエアロフォイルは、1960年代のフェラーリのスポーツプロトタイプの特徴的な機能とフォルムを見事に再現したものです。

そのほかにもフルLEDヘッドランプ、脱着式のカーボン・ルーフ、J50専用に製作された20インチホイールなど、伝統的なフェラーリのフォルムに散りばめられたディティールは新たな時代のフェラーリを予感させるものがあります。

新型フェラーリJ50の価格は3億円超!

新型フェラーリJ50の内装

フェラーリ J50 内装

「フェラーリ日本進出50周年記念式典」で展示されたフェラーリJ50は、スペシャル仕様の3レイヤー・レッド塗装のボディで塗装されており、インテリアはブラックをベースにレッドを配したファインレザー&アルカンターラ仕上げとなっています。

気になる新車価格は250~300万ユーロ(邦貨換算で3億~3億6千万円)となります、
「年末ジャンボに当選したら絶対に購入する!」というか他がいらっしゃるかも知れませんが、残念ながら限定販売される10台はすでに売約済みだそうです。

ファン垂涎の新型フェラーリJ50

フェラーリ J50

世界に先駆けて発表された日本進出50周年記念モデル、新型フェラーリJ50についてのまとめ記事はいかがでしたでしょうか?

ティフォシ(フェラーリファン)垂涎のフェラーリJ50ですが、この種の限定生産フェラーリはコレクターズアイテムとして熱心なフェラーリ収集家の手に渡り、私設コレクションルームに展示されることがほとんどです。
そのため公道走行はおろか、フェラーリのミーティングに来場する可能性も少ないようです。
残念ながら、今後実車のフェラーリJ50を目にする機会はほとんどないと思います。

可能性は極めて低いですが、いつか街を走っている姿を見てみたいものですね。

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この記事の執筆者

山崎 龍この執筆者の詳細プロフィール

1973年1月東京生まれ。自動車専門誌の編集を経てフリーライターに。自動車専門誌を中心に、航空、ミリタリー、映像作品、オタクカルチャー、政治などの 様々なジャンルに寄稿する雑文ライター。 著書に『最強!連合艦隊オールスターズ』『萌えだらけのクルマ選び』(共にイカロス出版)、『「...