初めて車と出会う人の為の車情報メディア MOBY [モビー]

【画像】ホワイトレタータイヤとは?おすすめ商品から塗料による自作方法や手入れまで

タイヤウォールに刻まれたメーカーやブランド名を白く着色したホワイトレタータイヤは、70年代に一世を風靡しましたが、現在はメーカー既製品は少なめ。でも、専用塗料やタイヤプリントで自作は可能です。今回はホワイトレタータイヤのおすすめ商品から塗料による自作方法や手入れまで解説します。

ホワイトレタータイヤとは

ホワイトレタータイヤとは、タイヤウォールに刻まれたタイヤメーカーやブランド名を白く着色したタイヤのことです。ホワイトレタータイヤは70年代に全盛期を迎え、当時はスポーツタイヤに数多く設定されていました。

しかし現在では、ホワイトレタータイヤはグッドイヤーやBFグッドリッチなどの北米系タイヤメーカーに残されるのみで、日本国内ではサイドウォールの硬いSUVやミニバン用にごく一部の商品が存在するだけです。

ホワイトリボンタイヤ

ホワイトリボンタイヤ

タイヤのサイドウォールに、文字ではなくラインを着色した「ホワイトリボンタイヤ」も存在します。
タイヤに白いラインが入っている理由は、タイヤ製造の歴史と深い関わりがあります。ホワイトリボンタイヤについて詳しくは以下の記事をご覧ください。

ホワイトレタータイヤの塗料

メーカー純正のホワイトレタータイヤのレター部分は、塗料によるペイントではなく、白いゴムを埋め込んで成型されているものが多いようです。

タイヤランキングの情報はこちら

ホワイトレタータイヤの自作方法は?

ホワイトレタータイヤ 自作 タイヤマーカー

出典:Copyright©️ 2017 山崎龍 All Rights Reserved.

足もとをキリリと引き締めるホワイトレタータイヤは、スポーツカーやマッスルカーによく似合います。
ですが、国内市場ではスポーツタイヤにホワイトレターを施した製品はほとんどありません。
アメリカ市場ではホワイトレタータイヤは一定の需要があるため、それを並行輸入して入手するという方法があります。

しかし、好みのブランドや欲しいサイズにホワイトレタータイヤが必ずラインナップされているとは限りません。

たとえ欲しい仕様のホワイトレタータイヤが見つかったとしても、海外通販は手元に届くまでに時間がかかりますし、送料や関税などもバカにはなりません。

もっと手軽に愛車にホワイトレタータイヤを履かせたいという方には、ホワイトマーカーを使って通常のタイヤをホワイトレター化するという方法があります。

カー用品店で販売されている「ソフト99 タイヤマーカー タッチカラー ホワイト」という商品を使ってメーカーやブランドロゴをペイントすれば比較的簡単にホワイトレターを自作できます。

ソフト99 タイヤマーカー タッチカラー ホワイト

作業はとても簡単で、ホイールに装着した状態のタイヤをカーシャンプーでキレイに洗ってから、パーツクリーナーを使ってサイドウォールを脱脂し、タイヤマーカーを使ってロゴ部分を塗って行くだけです。

もしもはみ出してしまったら、タイヤマーカーが完全に乾かしてから付属のブラックマーカーではみ出した部分を塗りつぶして行くだけです。

作業時間は1本あたり30分程度。
1台分4本をペイントするのにタイヤマーカーは2〜3本用意すると良いでしょう。
慣れてくるとはみ出さずにキレイにペイントできます。

ホワイトレタータイヤを製作するためのタイヤマーカーはダムトラックスやReFaXi、トーヨータイヤなどからも販売されています。

ダムトラックス(DAMMTRAX) タイヤレター WHITE

ReFaXi タイヤ マーカーペン ペイント ホワイト

タイヤマーカーによる自作のデメリットは?

しかし、タイヤマーカーを使ったホワイトレタータイヤは耐久性の点で不安が残ります。

縁石などでサイドウォールを擦ってしまうことは論外として、段差を乗り越えたり、凸凹道を走ったりしてタイヤにショックが加わるとホワイトレター部分がひび割れ、ポロポロと剥がれてしまうことがあるのです。

さらには埃や泥はね、紫外線による劣化などでホワイトレター部分が変色しやすく、その度にタイヤマーカーでリタッチしてやる必要があるので、キレイな状態を保つのはなかなか面倒です。
また、タイヤを履き替えるためにタイヤをホイールから脱着すると、タイヤチェンジャーによる作業でペイント部分がボロボロになってしまいます。

タイヤだけでなくクルマも個人で並行輸入できる!

ホワイトレタータイヤをタイヤプリントで製作

タイヤプリント施工中のタイヤプリンター

タイヤプリンター

出典:Copyright©️ 2017 山崎龍 All Rights Reserved.

そこでオススメしたいのがタイヤウォールをキャンバスとして好きなロゴやイラストを入れられるサービスがタイヤプリントです。

これは特殊な塗料を使用してタイヤのサイドウォール部分に文字やイラストをプリントするというもので、タイヤに個性を与えるまったく新しいサービスです。
このサービスを使えば、タイヤマーカーよりも耐久性の高いホワイトレタータイヤを製作することができます。

この技術を世界に先駆けて開発したのは、東京都町田市に本社を置くエルエーシーで、もともとは業務用プリンターの開発・製造・販売を行うメーカーでした。

そんな同社のプリンター技術のノウハウを応用して数年前に開発したのがタイヤプリンターです。

タイヤプリンタを施工したタイヤ

タイヤプリント ホワイトレタータイヤ

出典:Copyright©️ 2017 山崎龍 All Rights Reserved.

以前、筆者はタイヤプリンターを導入している「タイヤフィッター武蔵村山店」で愛車のマツダロードスターにホワイトレターを施工してもらいました。

その際の作業手順は
(1)タイヤの徹底的な洗浄
(2)タイヤの外径と内径の測定
(3)デザインの決定
(4)タイヤプリンターによる施工
(5)インクの飛び散りのレタッチ
(6)充分な乾燥
という流れで行われました。

「タイヤフィッター武蔵村山店」によると「ホイールに装着した状態でタイヤを預けてから1週間程度の施工期間を見て欲しい」とのことです。

タイヤプリントの1本当たりの作業工賃は、ロゴ1カ所あたり5,000円からとなります。
イラストなどを全面に描いた場合でも、デザイン料を入れて1台分5〜6万円程度になるようです。

○タイヤフィッター武蔵村山店
住所:東京都武蔵村山市神明4-122 TEL:042-843-5245  定休日:不定休 営業時間:9:00〜20:00(平日)/9:00〜18:00(日曜または連休最終日) 

ホワイトレタータイヤの手入れ方法

ホワイトレタータイヤ 手入れ

出典:Copyright©️ 2017 山崎龍 All Rights Reserved.

タイヤマーカー、タイヤプリントのいずれの方法で製作した場合でもホワイトレタータイヤのお手入れ方法は変わりません。

ペイント部分を侵してしまうので基本的にタイヤワックスなどのケミカル剤の使用はNG。
毛先の硬いブラシやたわしで擦ることも避けて下さい。
ホワイトレター部分の汚れが酷くなる前にカーシャンプーを浸したスポンジやウェス(ぞうきん)で優しく洗ってあげるだけでお手入れはOKです。

タイヤの保管についての情報はこちら

ホワイトレタータイヤで足もとをキメよう!

タイヤプリントを施したロードスター

出典:Copyright©️ 2017 山崎龍 All Rights Reserved.

ホワイトレタータイヤの自作方法やおすすめ商品、お手入れ方法をご紹介しました。

旧車やライトウェイトスポーツカーで、走りのバランスを損なうためにいたずらに扁平率の低いタイヤを履かせたくはない・・・でも、足もとをカッコ良くドレスアップしたい。
そんなときにホワイトレタータイヤは有効です。

もちろん、ロープロフィールタイヤを履かせた最近のスポーツカーともマッチングが良いので、興味のある人はぜひ試してみて下さい。

タイヤに関するおすすめ記事!

カスタム・DIYに関するおすすめ記事!

この記事の執筆者

山崎 龍この執筆者の詳細プロフィール

1973年1月東京生まれ。自動車専門誌の編集を経てフリーライターに。自動車専門誌を中心に、航空、ミリタリー、映像作品、オタクカルチャー、政治などの 様々なジャンルに寄稿する雑文ライター。 著書に『最強!連合艦隊オールスターズ』『萌えだらけのクルマ選び』(共にイカロス出版)、『「...

関連キーワード
キーワードから記事を探す


関連する車種/メーカー
車種/メーカーから記事を探す