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軽バンおすすめ車種5選!中古車情報や燃費で比較

実用性と経済性に優れた軽バンは人々の生活になくてはならない“民具”とでもいうべきクルマです。今回はそんな軽バンの中から5車種をピックアップ。中古車情報や燃費などを比較しておすすめの車種5車種を紹介します。

軽バンとはどんなクルマ?

軽商用車にカテゴライズされる軽バンは、税金や自動車保険料、高速代が安く、燃費性能にも優れるために維持費も少なくて済みます。
しかも、サイズがコンパクトなので狭い道でも取り回しが良く、免許を取り立ての初心者でも運転が苦にならないほど操作性も良好です。
また、軽トラックと違って折り畳み式の後部座席を備えることから4人乗車が可能で、耐候性を持つラゲッジルームを備え、最大で350kgの荷物を雨風に晒さずに運ぶことができます。

1960年に現在の軽バンの元祖となる「くろがね・ベビー」が登場して以来、日本のモータリゼーションとともに独自の進化・発展を遂げた軽バンは、すでに自動車という枠を離れ、人々の生活になくてはならない“民具”になったと言えるかもしれません。
しかし、あまりにも日常に溶け込み過ぎたため、軽バンはクルマとして正当な評価を受ける機会を逸しているようにも思えます。

軽バンはOEM車が多い!実質的に現行は3車種

くろがね・ベビーのカタログ

軽自動車規格という厳しい制約の中で作られた軽バンは、一見するとよく似た姿かたちをしており、クルマに詳しくない人にはどれも同じに見えるかもしれません。現在ではOEM(他社ブランドの製品を製造すること)が増えたために、最盛期には5車種あった軽バンは実質的に3車種に淘汰されてしまいました。
現在、OEMではなく自社開発・自社販売を行っているのは「スズキ エブリイ」「ダイハツ ハイゼット」「ホンダ アクティバン」の3車のみです。

駆動方式もRRのサンバーなき今では、MRを採用するアクティを除いてFRレイアウトが主流となり、昔ほどメカニズムの差異が少なくなっています。しかし、それでも軽バン各車は充分に個性派揃いです。どのクルマも異なる主張や設計思想を持つ、まったく異なる存在なのです。

今回はそんな軽バンの中から現行モデル3車種、中古車で購入可能な2車種を比較し、設計・性能・燃費・中古車価格などを考慮した上で、ランキング形式でご紹介します。

軽商用車のもうひとつの選択肢。軽トラックの情報はこちら

OEMって何?詳しくはこちら

【最新軽バン】2018年7月にホンダ 新型 N-VANが発売開始

ホンダ新型N-VAN ティザー

ホンダが新型軽バン「N-VAN(エヌバン)」を2018年7月発売しました。

N-VANは、同年5月に販売を終了したキャブオーバー型ワゴン、ホンダ バモス・アクティの実質的な後継車で、商用の軽バンとしては実に19年ぶりの新型車となります。

運転席以外をすべてフルフラットにし、ダンボール71箱を積載可能。安全装備「ホンダ センシング」も搭載しています。

通常の商用車と異なり、ボディカラーも個性的なラインナップから選択可能です。商用車として性能を持ちつつ、アウトドアレジャーやファミリーユースにも適した新しい軽バンとなっています。

N-VANについての最新情報は以下の記事で詳しくお伝えしています。
気になった方はぜひ、チェックしてください。

軽バンおすすめ車種①三菱ミニキャブ(旧)/日産クリッパー(旧)

初代モデルから数えて6代目になる三菱ミニキャブは、1999年の登場以来、一部改良とスキンチェンジを重ねて15年間も生産が続いた長寿モデルでした。

98年の新規格対応に合わせてフルキャブオーバーからセミキャブスタイルにボディ形状を改めましたが、運転席下のエンジン搭載位置に変更はありません。
軽バン/軽トラックのNA車としては初となる4ATをラインナップするなど、市場のニーズを見据えた対応がなされていました。

最新「ミニキャブバン」中古車情報!

本日の在庫数 612
平均価格 44.5万円
本体価格 1〜198万円
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ミニキャブの姉妹車・日産クリッパー・チェアキャブ

しかし、現在の基準で見るとミニキャブの設計は古いと言わざるを得ません。
フルキャブオーバー時代の古いメカニズムを流用しながら、衝突安全基準と積載性の両立を図ったために、そのしわ寄せは居住性に及んでいるのが最大の問題点です。
ダッシュボードがドライバーに近く、足もとのスペースが窮屈なため、ドライバーはどうしても圧迫感を強く感じてしまいます。

また、NVH(ノイズ・バイブレーション・ハーネス)は現代の基準で見ると大きく、おまけに自慢の4ATは変速ショックが大きいため、快適性はあまり高くありません。車重はアクティよりも60kgも軽いのに、実燃費は街乗りで13km/Lくらいとほとんど変わらないところも評価を高くできない理由のひとつです。

三菱製の軽商用車は耐久性についてはあまり心配はありませんが、値落ちが大きく、車齢を重ねたクルマは早めに淘汰されてしまう傾向にあります。
現在では新車の販売は終了していますが、中古車の流通台数はまずまず豊富で、同年式のライバルと比べると中古車価格はリーズナブルです。

【車種情報】三菱ミニキャブ CLエクシードパケージ・2WD

全長:3,395mm
車幅:1,475mm
車高:1,890mm
ホイールベース:2,390mm
車重:890kg
排気量:657cc
エンジン:直列3気筒SOHC
最高出力:48ps/6,000rpm
最大トルク:6.3kg-m/4,000rpm
トランスミッション:5MT/4AT
サスペンション(前):マクファーソン式ストラット・コイル
サスペンション(後):3リンクコイル
10・15モード燃費:14.2〜16.8km/L
新車価格:921,400〜1,386,000円(当時)
中古車価格:下部参照

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本日の在庫数 317
平均価格 35.8万円
本体価格 0.1〜105万円
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軽バンおすすめ車種②ホンダ・アクティ

アクティ・バンの内装

スポーツカーと軽商用車で四輪業界に進出したホンダだけあって、アクティシリーズは昔から「ホンダらしくエンジンが良い」「ボディがしっかりしている」などの定評があります。
現行モデルは99年のデビューで、2009年に軽トラックがモデルチェンジを行い、セミキャブオーバーからフルキャブオーバーへとボディ形状を改めたあとも、軽バンだけはそのまま生産が継続されています。

ホンダの軽商用車はエンジンフィールの気持ち良さが何よりも魅力です。
軽スポーツカー・ビートと同じE07系直3エンジンを搭載したアクティは、高回転まで淀みなくエンジンが回り、数字には表れないパワー感があります。
アクティは積極的にMTを選びたくなる軽バンです。
そんな活発なエンジンをミッドにレイアウトしたことで、軽バンの中では走りの資質は極めて高く、運転して楽しいクルマに仕上がっています。

しかし、耐久性を確保するためなのか、車重がライバルよりも40〜80kg重いのが難点です。
エンジンの基本設計が古く、車重があるために燃費性能は街乗りで13km/L程度とあまり振るいません。

また、ミニキャブと同じく基本となる設計が古く、フルキャブオーバー時代の古いメカニズムを流用しながら、衝突安全基準と積載性の両立を図ったために、お世辞にも居住性能は良いとは言えません。
ダッシュボードがドライバーに近く、足もとのスペースも窮屈なため、どうしても圧迫感を強く感じてしまいます。

アクティの市場での人気は高く、中古車になってからの値落ちが少ないため、新車で買った方がお得な軽バンです。

【車種情報】ホンダ・アクティ 660 SDX・2WD

全長:3,395mm
車幅:1,475mm
車高:1,880mm
ホイールベース:2,420mm
車重:950kg
排気量:656cc
エンジン:直列3気筒SOHC
最高出力:45ps/5,500rpm
最大トルク:6.0kg-m/4,000rpm
トランスミッション:5MT/3AT
サスペンション(前):マクファーソン式ストラット
サスペンション(後):ド・ディオン式
JC08モード燃費:14.8〜17.6km/L
新車価格:1,040,000~1,360,000円
中古車価格:下部参照

三菱アクティの中古車価格はこちら

最新「アクティバン」中古車情報!

本日の在庫数 535
平均価格 46.2万円
本体価格 0.8〜158万円
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軽バンおすすめ車種③ダイハツ・ハイゼットカーゴ/トヨタ・ピクシスバン/スバル・サンバーバン(新)

ハイゼットは現在発売中の軽商用車の中で最古のブランドです。
軽バンのハイゼットカーゴはOEMも盛んで、トヨタ・ピクシスバン/スバル・サンバーバン(新)などの姉妹車が存在します。

10代目となる現行モデルのデビューは2004年のこと。
衝突安全性に優れたセミキャブオーバースタイルの採用は先代ゆずりですが、ボディ形状が見直され、高い積載能力を誇る新ボクシースタイルになりました。
搭載されるエンジンは乗用モデルがターボのみというラインナップになるのに対し、ハイゼットカーゴでは自然吸気エンジンの設定もあります。
組み合わされるトランスミッションは、ターボモデルが5MT/4AT、自然吸気モデルが5MT/3ATとなります。

ミニキャブやアクティに比べると設計年次が新しいモデルだけあって、居住性能は明らかにハイゼットのほうが上回っています。
とくに足もとはミニキャブやアクティよりも広く、長時間ドライブでも圧迫感を感じません。

ダイハツ・ハイゼットカーゴの内装

しかし、エンジンのフィールは商用車と言うことを割り引いて考えても、いささかモッサリしているような印象です。
スペック的には今回取り上げた5車種の軽バンの中でもっともパワーがあるハズなのですが、実際にステアリングを握ってみるとライバルに比べて特にパワーを感じるということもないようです。
燃費性能も同様で街乗りで14km/Lとまずまずの燃費性能です。

ハイゼットシリーズはだいだいEV(電気自動車)モデルが設定されていましたが、現行モデルではそれに代わってハイブリットモデルが設定されています。
こちらは10・15モード燃費で20km/Lと、高い燃費性能をマークしていますが、その分価格は高く、2WDの4ATモデル221.5万円となっています。

中古車の流通台数は豊富で、中にはお買い得車もあります。
予算とお好みで新車を購入されても、中古車を購入されてもよろしいでしょう。

【車種情報】ダイハツ・ハイゼットカーゴ デラックス リミテッド ハイルーフ・2WD

全長:3,395mm
車幅:1,475mm
車高:1,875mm
ホイールベース:2,450mm
車重:910kg
排気量:658cc
エンジン:直列3気筒SOHC
最高出力:53ps/7,200rpm
最大トルク:6.1kg-m/4,000rpm
トランスミッション:5MT/4AT
サスペンション(前):マクファーソン式ストラット
サスペンション(後):トレーリングリンク車軸式
10・15モード燃費:15〜16.8km/L
新車価格:880,000〜1,440,000円(当時)
中古車価格:下部参照

ハイゼットカーゴの中古車価格はこちら

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本日の在庫数 2,942
平均価格 70.4万円
本体価格 1〜277.8万円
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軽バンおすすめ車種④スバル・サンバー(旧)

惜しまれながらも2012年に生産を終了した スバル・サンバー(旧・6代目モデル)は、スペース効率に優れるフルキャブオーバースタイルのボディ形状に、クラス唯一となる四輪独立懸架の足回り、そして駆動方式にRRを採用するなどユニークなメカニズムを持つ軽商用車です。
その特異な設計により「農道のポルシェ」などとも呼ばれたサンバーは、販売終了から5年近くが経過した現在でも、スバリスト(スバルファン)を中心に熱い支持を集めています。

搭載されるエンジンはEN07型直列4気筒エンジンで、上級グレードのディアスにはルーツ式スーパーチャージャー装備モデルが設定されていました。

商用車としてのサンバーは非常に完成度の高いクルマでした。
サンバーはリアエンジンを採用したことにより、荷台の床下にあるエンジンがバラストの役割を果たすことから、空車時でも充分なトラクションが確保され、安定した走行性能と登坂能力を発揮します。
また、エンジンがリアの後端にあることからNVH性能にも優れており、乗り心地に優れた四輪独立懸架を採用したことと相まって、ライバル他車に比べて長距離移動でも疲労が少ないことが特徴です。

スバル・サンバーの内装

また、荷室長をライバル他車よりも広いことから積載性が高く、業種によってはサンバーでなければ荷物が運べないということもあったようです。

反面、RRレイアウトを採用したサンバーには熱がこもりやすいと言う弱点があり、補計器類の寿命が短く、エアコンの効きなどに問題が出やすいようです。
また、エンジンの基本設計が古いため、燃費性能は街乗りで13km/L程度とあまり振るいません。

サンバーはマニア人気が高く、低年式車でも中古車価格は高めです。
とくに最終限定車のWRブルーリミテッドはプレミアムがついており、新車時とほとんど変わらない価格で売買されています。
ですが、スバルらしい理想主義に基づいて作られたサンバーはもはや新車で手に入れることはできません。
サンバーが欲しい人は、コンディションの良い中古車が手に入る今のうちに購入をおすすめします。

【車種情報】スバル・サンバー WRブルーリミテッド・2WD

全長:3,395mm
車幅:1,475mm
車高:1,905mm
ホイールベース:1,885mm
車重:920kg
排気量:658cc
エンジン:直列4気筒SOHC
最高出力:48ps/6,400rpm
最大トルク:5.9kg-m/3,200rpm
トランスミッション:5MT/3AT
サスペンション(前):マクファーソン式ストラット
サスペンション(後):セミトレーリングアーム式
10・15モード燃費:14.8〜16.8km/L
新車価格:770,000〜1,440,000円
中古車価格:下部参照

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本日の在庫数 0
平均価格 0万円
本体価格 0〜0万円
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軽バンおすすめ車種⑤スズキ・エブリィ/マツダ・スクラム/日産NV100クリッパー/三菱ミニキャブ(新)

2015年に登場した6代目エブリィは、現在発売中の軽バンの中でもっとも新しいモデルになります。
エブリィはOEMも盛んで、マツダ・スクラム、日産NV100クリッパー(新)、三菱ミニキャブ(新)などの姉妹車が存在します。

エヴリィはセミキャブオーバースタイルを採用しながら、タイヤ位置とダッシュパネルを前方に移動したことで5代目と同等の前席乗員スペースを確保しながら、クラストップの荷室サイズ、豊富な収納スペースと高い積載性、優れた燃費性能を特徴としています。

ボディは高張力鋼板の使用範囲を拡大するとともに、各部を徹底的に軽量化した結果、前モデルに比べて40kgの軽量化(5MTモデルでの比較)を実現しました。

搭載されるエンジンは吸気側にVVTを搭載したR06A型を採用。
ターボモデルの「JOINターボ」はインタークーラーターボとなります。
トランスミッションは自然吸気エンジンには5MTとのほか、クラッチとシフト操作を自動化したセミオートマチックの5AGSを組み合わせ、ターボエンジンには改良型の4ATを採用しています。

スズキ・エブリィの内装

また安全装備も充実しており、5MT車及び「GA」を除く全車には軽バンで初めてとなる衝突被害軽減ブレーキを搭載し、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESPをセットにした「レーダーブレーキサポート装着車」をメーカーオプションにしています。

スズキが技術の粋を惜しみなく投入したモデルと言うことでエブリィは極めて完成度が高く、現行の軽バンの中でベストを挙げるとしたらエブリィ以外には考えられません。

運転席まわりは広々しており、軽バンとしてはシートの作りも良く、ライバル車に比べて居住性は優秀です。
また、NVHも低いので長距離ドライブでもまったくストレスを感じません。

パワーは必要にして充分で、エンジンフィールも気持ち良く、軽商用車でありながら運転して楽しいクルマに仕上がっています。
スズキ自慢の5AGSは変速フィールにいささか癖があるものの、シングルクラッチのAMTとしては完成度が高く、街乗りでの実燃費は15〜16km/をマークします。

デビューして間もないクルマのため、中古車価格は高値をキープしています。
購入を考えていらっしゃる方は、新車か未使用中古車の購入をおすすめします。

【車種情報】スズキ・エブリィ PCリミテッド ハイルーフ・2WD

全長:3,395mm
車幅:1,475mm
車高:1,895mm
ホイールベース:2,430mm
車重:870kg
排気量:658cc
エンジン:直列4気筒SOHC
最高出力:49ps/5,700rpm
最大トルク:6.3kg-m/3,500rpm
トランスミッション:5MT/4AT/5AGS
サスペンション(前):マクファーソン式ストラット
サスペンション(後):アイソレーテッド・トレーリング・リンク式
JC08モード燃費:15.4〜20.2km/L
新車価格:920,000〜1,430,000円
中古車価格:下部参照

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本日の在庫数 2,649
平均価格 72万円
本体価格 1.8〜1059万円
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軽バンは日本の風土から生まれた世界でも珍しい規格の車です。
実用性が高く、維持費も掛からないためにセカンドカーとしてもピッタリですね。

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この記事の執筆者

山崎 龍この執筆者の詳細プロフィール

1973年1月東京生まれ。自動車専門誌の編集を経てフリーライターに。自動車専門誌を中心に、航空、ミリタリー、映像作品、オタクカルチャー、政治などの 様々なジャンルに寄稿する雑文ライター。 著書に『最強!連合艦隊オールスターズ』『萌えだらけのクルマ選び』(共にイカロス出版)、『「...

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