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ホンダの伝説的名機HSV-010とは?市販はされていない?

市販化を目指し開発されたものの、リーマンショックの影響で結局市場に出回ることはなく、SUPERGTでしかその姿を見ることのできなかったホンダの伝説のマシン「HSV-010」。今回はその素晴らしい名場面や、思わず欲しくなるプラモデルについて紹介します。

ホンダの伝説的名機HSV-010とは

ホンダ HSV-010 2012年

出典:©Shutterstock.com/CHEN WS

「HSV-010」、日本のモータースポーツファンなら絶対に目にしたことのある名前ではないでしょうか。

NSXの後継車として開発され、市販化を目指し、ニュルブルクリンクでのテスト走行の様子なども目撃されていました。
しかし、2008年に起きた、リーマンショックの景気後退により、HSV-010の市販化計画は全て白紙となってしまいました。

本来ならば、市販車をベースとした車両しか参戦できないSUPERGTに、特例で参戦し、その高いポテンシャルで数々のレースで活躍しました。

HSV-010の高いポテンシャル

出典:©Shutterstock.com/CHEN WS

HSV-010は、市販車モデルとして開発されている際は、V型10気筒エンジンを搭載する予定でした。
しかし、市販車モデルの開発は頓挫し、なくなりました。

その後、SUPERGTに2010年からホンダがレース用マシンとして投じることになりますが、このときはSUPERGTのレギュレーションに準拠するため、3.4LのV型8気筒エンジンを搭載することになりました。

ホンダエンジン特有の、甲高いそのエンジン音は、サーキットに来ているファン全てを沸かせました。

レース用マシンの開発の際のコンセプトは、「究極のコーナリングマシン」だというこのHSV-010。
実際にドライブしていたレーシングドライバーのラルフ・ファーマンは、「アンダーステア、オーバーステアがゆっくりと出るので運転しやすい」と語っています。

実際に、グランツーリスモなどのレースゲーム匂いても、HSV-010
のコーナリング性能は他のマシンに比べてはるかに高いことが実感できると思います。

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HSV-010の活躍した名場面集

2013年 岡山インターナショナルサーキット

SUPERGT 2013年の岡山インターナショナルサーキットでの名場面です。
レースは残すところ10週を切り、先頭を走るMOTUL GT-Rが二台のHSV-010に追われる展開に。

なんとかして逃げ切ろうと巧みなブロックで背後に迫る小暮選手を抑えるGT-Rの柳田選手でしたが、残り5週の時点で、HSV-010の高いコーナリング性能を生かしたコーナーへの飛び込みに耐えきることができず、ついに1位の座を渡してしまいます。
その間隙を抜い、3位につけていた塚越選手も、GT-Rを抜き2位へと浮上しました。

その後、2台のHSV-010によるデッドヒートが繰り広げられましたが、結局小暮選手の駆るRAYBRIG HSV-010が逃げ切り、勝利を成し遂げました。

2012年 鈴鹿サーキットの130Rでのクラッシュ

こちらは少し衝撃的な映像ですが、HSV-010が前を走るレクサスのSC430を鈴鹿サーキットの誇るスリリングなコーナー、130Rで抜き、6位へ浮上した直後、クラッシュしてしまいました。

映像を見てもわかるように、原型がわからないほどに大破してしまっていますが、その頑丈なモノコックのおかけで、ドライバーは大きな怪我を追うことなく、無事救出されました。

常にハイスピードで戦われる厳しいレースの世界、そこにはこのようなクラッシュの危険性も伴います。
しかし、レース用マシンは高い安全性能を有しており、このクラッシュのシーンもその証拠となりますね。

2010年 参戦初年度にしてシリーズチャンピオン獲得

2010年、ホンダは5台のHSV-010をSUPERGTに投入しました。
第1戦の行われた鈴鹿サーキットでは、デビューしていきなり予選で最速タイムを叩き出し、ポールポジションを獲得。
その高いポテンシャルを存分に見せつけました。

その後、シリーズを通して安定して高い成績を維持し、参戦初年度にして、ウイダーホンダレーシングが2010年度SUPERGTのシリーズチャンピオンを獲得しました。

ホンダファンにとっては、記憶に残るシーズンではないでしょうか。

HSV-010のかっこよすぎるプラモデル

タミヤ

【アマゾン価格】42,760円(2016年12月現在)

プラモデルといったらまず思いつくのはタミヤかも知れません。
そのタミヤから発売されているHSV-010のプラモデルです。
細部のパーツまで精巧にできており、プラモデルとして完成した時には思わず見とれてしまうかも知れません。

このHSV-010のプラモデルの現在の最安値はこちらで紹介!

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HSV-010はこれからも永遠に伝説であり続ける名車

出典:©Shutterstock.com/CHEN WS

ホンダのHSV-010は市販化に向けて開発されたものの、結局市場向けに販売されることはなく、SUPERGTのレースに参戦する姿しか見ることのできなかった伝説的名機です。

今その活躍する場面を見返しても、色褪せない、素晴らしい姿ばかりですね。

きっとこれからも、モータースポーツファンの中では、永遠に人気を保ち続ける、ホンダの誇る名車として語り継がれていくことでしょう。

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