初めて車と出会う人の為の車情報メディア MOBY [モビー]

【簡単】廃車証明書の発行方法から紛失時の再発行方法まで!

廃車とは、車籍を抹消して自動車を廃棄することです。自動車はまったく乗らずに所持しているだけであっても、毎年税金がかかってしまいますから、車籍を抹消して廃車にする必要があります。今回は自動車を廃車にするために必要な手続き、廃車証明書の発行方法から、紛失時の再発行方法をまとめていきます。

廃車の定義・廃車証明書とは?

書類の画像イメージ

出典:©Shutterstock.com/ thodonal88

普通自動車と軽自動車の廃車の違い

廃車とは、車籍を抹消して車を廃棄することを指し、これを「抹消登録」と呼びます。
抹消登録は普通自動車と軽自動車で手続きが異なり、また普通自動車は陸運支局、軽自動車は軽自動車検査協会で手続きを行います。

また廃車の方法には一時抹消登録と永久抹消登録の二通りがあります。

一時抹消登録は、長期の入院や出張などを伴い一旦車を保管したいときなどに一時的に登録を抹消するもので、自動車税の支払いを止めることができます。
抹消登録中は公道を走れなくなりますが、中古車新規登録を行えばもう一度公道を走れるようになります。
長期間車を使用しない場合はこの一時抹消登録をすることをおすすめです!

永久抹消登録は文字通りその車が二度と使えないようにするための手続きです。
事故車や車を解体するとき、また車を展示品などで再利用するときにも必要になります。

廃車証明書とは?

一般的に廃車証明書を呼ばれているものは、普通自動車と軽自動車で名称が異なります。

普通自動車の場合、一時抹消登録を「一時抹消登録証明書」、永久抹消登録は「登録事項等証明書」と言います。
軽自動車の場合は一時抹消登録、永久抹消登録ともに「自動車検査証返納証明書」と言います。

またこれらの廃車証明書の発行には1ヶ月ほどかかると言われています。

車の廃車についてもっと詳しく知りたい方はこちら

普通自動車を廃車にする場合

普通自動車の廃車のイメージ

出典:©Shutterstock.com/ SvedOliver

一時抹消登録をする場合

一時抹消登録の場合は以下の書類を用意して陸運支局へ行きましょう。

◆ナンバープレート2枚
◆車検証
◆車検証に記載されている所有者の印鑑登録証明書

車検証に記載されている住所と印鑑登録証明書の住所が異なっている場合は、住民票などの変更の履歴が確認できる書類を用意してください。
また代理人が陸運支局へ行く場合は所有者の印鑑証明印の押印がされた委任状が必要になります。

陸運支局では、まず抹消登録証明書と手数料納付書を書類販売窓口で購入し、抹消登録証明書の記入を行います。
次にナンバープレートを窓口に返納します。
そのあと手数料納付書を記入し一時抹消登録手数料350円の印紙を貼り、事前に用意してあった書類と一緒に登録窓口に提出します。

陸運支局での手続きは以上になります。
この手続きを終えると「一時抹消登録証明書」が発行されます!

永久抹消登録をする場合

事前に用意しておく書類は一時抹消登録を同じです。
代理人が陸運支局に手続きをしに行く場合、実印が押印された永久抹消用の委任状を用意してください。

陸運支局に着いたら書類販売窓口で抹消登録証明書と手数料納付書所定を購入して、車検証を確認しながら項目を記入していきます。
そのとき引取業者から連絡を受けた「移動報告番号」および「解体記録日」を記入してくださいね。
次にナンバープレートを窓口に返納します。
そのあと手数料納付書を記入しますが、このとき一時抹消登録と違い印紙を貼る必要はありません。
最後に記入漏れや誤記入がないかを確認し、必要書類を登録窓口に提出すれば完了です。

永久抹消登録のみの場合はとくにそのあと書類が発行されることはありませんが、重量税還付がある場合は「自動車重量税還付申請書付表1」が発行されます。

永久抹消がきちんと行われたかを確認したいときには、手数料300円で「登録事項等証明書」を発行することができます。

軽自動車を廃車にする場合

廃車のイメージ画像

出典:©Shutterstock.com/KajzrPhotography

一時抹消登録をする場合

軽自動車を一時抹消登録する場合は以下の書類を用意して軽自動車検査協会へ行きましょう。
普通自動車とは手続きする場所が異なりますから、注意してくださいね。

◆車検証
◆ナンバープレート2枚
◆車検証に記載されている所有者と使用者の認印

代理人が軽自動車検査協会で手続きする場合は、所有者の印鑑証明印の押印がされた委任状が必要になります。

軽自動車協会ではまず窓口で所定の用紙を購入して、車検証を確認しながら記入していきます。
次にナンバープレートを窓口に返却します。
そのあと軽自動車税申告書をもらい、車検証を確認しながら記入します。
窓口に必要書類と手数料350円を払って手続き完了です。
「自動車検査証返納証明書」が発行されます。

永久抹消登録をする場合

軽自動車検査協会へ持っていく必要書類は一時抹消登録と同じです。
代理人が軽自動車検査協会で手続きする場合は、実印が押された永久抹消用の委任状を用意してくださいね。

軽自動車検査協会ではまず窓口で所定の用紙を購入して、車検証を確認しながら記入していきます。
一時抹消登録とは用紙が違いますから、注意してくださいね。
次にナンバープレートを返却したら、軽自動車申告書をもらい車検証を確認しながら記入をします。
最後に必要書類と一緒に窓口に提出をして完了です。
この際手数料はかかりません。
重量税還付がある場合は「自動車重量税還付表1」が発行されますが、永久抹消登録のみの場合はなにも発行されません。

永久抹消登録がきちんと行われたかを確認したい場合は手数料300円で「登録事項等証明書」を発行することができます。

一時抹消登録から永久抹消登録をする場合

事前に用意するもの

一時抹消登録証から永久抹消登録をする場合は、普通自動車は陸運支局で、軽自動車は軽自動車検査協会で手続きを行います。

事前に用意するものは以下の通りです。

◆一時抹消登録証明書(原本)
◆所有者の実印
◆所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの)
◆車検証
◆ナンバープレート
◆「移動報告番号」と「解体記録日」が書かれた書類

一時抹消登録から永久抹消登録をする手順

まずは自動車の解体業者に解体処理をしてもらいましょう。
ナンバープレートはありませんから、仮ナンバーを申請するか、業者に自動車の引取をしてもらう必要があります。
自動車の解体が終了したら、「移動報告番号」と「解体記録日」の報告が業者からあります。
これらは陸運支局または軽自動車検査協会に提出するものです。

次に陸運支局または軽自動車検査協会の窓口で所定の用紙を購入して記入をします。
重量税の還付手続きをする場合は、振込先の口座情報も記入してくださいね。

書類に不備がなければこれで一時抹消登録から永久抹消登録することができます。

一時抹消登録をした車に再び乗るには?

事前に必要な書類は?

廃車・ボロボロの車のイメージ画像

出典:©Shutterstock.com/ Telekhovskyi

一時抹消登録をした自動車は公道を走ることができませんが、中古新規登録を行うことで再び公道を走れるようになります。

普通自動車は陸運支局、軽自動車は軽自動車検査協会でそれぞれ手続きを行ってくださいね。
事前に準備するものは以下の通りです。

◆自動車保管場所証明書(車庫証明)
◆一時抹消登録証明書
◆自賠責証明書
◆自動車重量税納付書
◆所有者の印鑑証明書
◆所有者の印鑑

自動車保管場所証明書(車庫証明)は警察署で発行できます。
また一時抹消登録をした車の所有者と使用者が異なる場合は、上記した書類に加えて下記の書類も準備してください。

◆所有者の委任状
◆使用者の印鑑証明書
◆使用者の印鑑
◆使用者の委任状
◆使用者の自動車保管場所証明書(発行後1ヶ月以内のもの)

仮ナンバーは市区町村役場か陸運支局で申請することができます。
また自賠責保険は各保険会社にて申し込みができます。

仮ナンバーの申請には以下の書類を用意してください。

◆自賠責保険の証明書(原本)
◆一時抹消登録証明書
◆免許証
◆印鑑

中古新規登録の手続きは?

中古新規登録に必要な書類の準備ができたら陸運支局または軽自動車検査協会へ行きましょう。
一時抹消登録をしている場合はもう一度車検を受けなければならないので、申し込み用紙に必要事項を記入して車検を受けてください。
車検を受けると自動車検査表(車検証)と定期点検整備記録簿を受け取ります。

そのあとで中古新規登録の手続きができます。
書類に不備がなければナンバープレートを取り付けてもらえますので、これで公道を走れるようになりますよ!

一時抹消登録証を紛失してしまったときは?

一時抹消登録書は中古新規登録をする際に必要になります。
しかし、長期間保存しなければならないため時には紛失してしまうことも。

一時抹消登録書の再発行は原則できません。
しかしどうしても必要な場合は陸運支局や軽自動車検査協会の窓口で相談してみましょう。

また通常の申請とは異なり不信案件としての取扱いになります。
窓口が通常の窓口ではなく行政相談窓口にて事情をお話ししてみてくださいね。
手続きに数日間かかってしまうことがありますから事前に相談しておくのもいいでしょう。

なるべく紛失しないように大切に保管してくださいね!

廃車手続きについては理解できましたか?

フリー画像

自動車購入の際の登録手続きだけでなく、廃車にする際にも手続きが必要です。

自身の車を、廃車にする機会も通常はあまりないので、知らなかった方も多いのではないでしょうか。
これを機会にぜひ覚えていってくださいね。

意外と知らない車の手続きに関するおすすめの記事

関連キーワード
キーワードから記事を探す


関連する車種/メーカー
車種/メーカーから記事を探す