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車のベアリングとは?異音時の交換方法&費用について|寿命は意外と短い?

車のベアリングとは、どのようなものなのでしょうか?ベアリングは縁の下の力持ち的存在の、重要部品です。 異音の原因は、ハブベアリング?この記事では、ハブベアリングの交換時期や交換費用、寿命などの疑問にお答えしていきます。

車のベアリングとは?

ベアリング 車

出典 :©Shutterstock.com/urfin

ベアリングとは、機械を動かすときに発生する摩擦を軽減するための部品です。
自動車のさまざまな部品に組み込まれていて、機械の回転部分には欠かせないものです。

たとえば、エンジンやミッション、ステアリング、足まわりなどに組み込まれています。
このベアリングの持っている性質により、動力や潤滑油の節約や、起動時の抵抗の低減、摩耗を小さくすることなど、車にとってはとても重要な機能です。

車のさまざまな部品に組み込まれている、ベアリングですが、特にタイヤの回転をスムーズにするためのベアリングが、ハブベアリングです。
「ハブ」と「ベアリング」を区切って考えてみましょう。
ハブはホイールが装着されている部分です。

タイヤとホイールが装着されている部分は、動き出すと摩擦が発生します。
その摩擦を少なくしてスムーズに回転させるための部品がハブベアリングなのです。

ベアリングから異音がする?

まず、ベアリングの走行時の異音を聞いて見てください。

ハブベアリングを新品と交換すると、異音は消えます。

走行中に「ゴォー」という異音が出ることがありますが、この原因のほとんどがハブベアリングの摩耗です。
タイヤは走行中、常に高速で回転しています。しかし、タイヤとホイールをつなぐハブは回転しません。

ベアリングは小さな球状で、だいたい20個くらいの球がハブの中に入っています。
ハブベアリングがもし、タイヤとホイールの間になければ、走行中高速に回転するハブが、車体にあたり、擦れて摩耗による金属疲労を起こします。
ハブベアリングは車にとって、とても重要な部品であることがわかります。

ベアリングの交換時期

ベアリング 交換時期

ハブベアリングは国産車で一般的な車種の場合、10万kmで交換のタイミングが来ると思って良いでしょう。もちろん、車種や走り方などで、劣化の時期が早くなることが考えられますが、10万kmがおよその目安になるでしょう。

ハブベアリングはフロントの左側と右側とリアの左側と右側の2か所ずつの合計4つが装着されていますが、劣化が特に早いのはフロント部分です。

ハブベアリングが劣化すると、先ほど聞いて頂いたような、「ゴォー」という音や「ゴロゴロ」という音が走行中に響きます。
この原因が、ハブベアリングの劣化によるものなのかどうかは、車体をジャッキアップして、タイヤを揺らすことでわかります。
もし、揺らしてみたときに「遊び」があれば、それはハブベアリングの劣化が原因であることが考えられます。

ベアリングの交換費用

ベアリング 交換費用

ハブベアリングの交換費用は大まかにいって、片輪で1.2万円~3万円程度が目安となります。
ただし、車種によっては、片側に2つのハブがあったり、複雑な構造のもの、ハブが一体化していて、ハブごと取り替える必要があるものもあります。

このような場合は、目安の費用以上に交換費用がかかるでしょう。

ベアリングの寿命

ベアリング 寿命

ハブベアリングの寿命は、交換時期のところでも説明したとおり、国産車で一般的な車種では、に10万km以上と考えて良いでしょう。

ただし、これは車の使用方法、走行状態によって、ハブベアリングにかかる負荷が変わってきますので、あくまで目安にしてください。
大事なことは、異音などの異常に気がついたら、整備工場に早めに相談することです。

ベアリングは愛車の縁の下の力持ち

車 ベアリング

ベアリングの異音、交換費用、寿命についてお話してきました。
ベアリングはその抵抗は小さいのですが、この小さな積み重ねが、実は車全体の燃費にも影響しています。

こうしてみると、ベアリングは愛車の大事な一部品であり、まさに縁の下の力持ち的存在です。
ベアリングの異音に気づくためには、普段の愛車の声に耳を傾けてみましょう。
その違いに気がつくことこそが、メンテナンスへの第一歩です。

ベアリング以外のパーツの寿命(交換時期)についての解説はこちら

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