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車の内輪差とは?運転のコツから外輪差との違いまで画像付きで解説!

狭い道でカーブを曲がるときに、後輪を縁石にぶつけたり、歩道に乗り上げてしまったりして、クルマのボディや購入したばかりの大径アルミホイールに傷がついたり、また場合によっては巻き込み事故を起こしたことありませんか?クルマの内輪差を意識しないで運転すると、このような事が時折起きてしまいます。内輪差を克服するコツを身につけて、一段上のドライバーを目指しましょう。

車の内輪差とは何?

出典:©iStockphoto.com/EyeJoy

運転免許を取得する時に聞いたことがある人もいるかもしれませんが、クルマの内輪差という言葉をご存知ですか?

少し気をぬくと、狭い道でカーブを曲がるときに、後輪を縁石にぶつけたり、歩道に乗り上げてしまったりしますよね。
それらは「内輪差」によるものです。

狭い道でのハンドル操作が苦手な方、この記事を読んでちょっとしたコツをつかめば、内輪差の苦手意識も無くなると思います。

車の内輪差と外輪差の違いとは

内輪差とは、クルマが曲がる時にカーブの内側の前輪が描く軌道と、内側の後輪が描く軌道の差のことです。

クルマが細い道で左折をする場合に、左側の前輪が無事なのに後輪が縁石に乗り上げたりするのは、この内輪差が原因です。

逆に外輪差とは、クルマがカーブを曲がる時の外側の前輪が描く軌道と、外側の後輪が描く軌道の違いのことです。この外輪差は通常の走行をしている限り、あまり気になったことは少ないと思います。

内輪差による事故


大径アルミホイールを装着しているクルマの場合、縁石でガリガリっと傷をつけると大ショックだと思います。

この特に左折時の内輪差による事故は、乗用車の場合はアルミホイールを縁石にぶつけるくらいのケースが多いのです。

1980年代にSUVが乗用車として大人気になりましたが、これらの車両が左折時に子供を巻き込む事故が社会問題となり、その防止対策として車高の高いSUVやミニバンにも左前のフェンダー部分にサイドアンダーミラーが取り付けられるようになりました。現在は、ドアミラーとの一体型や、ミラーの代わりにカメラとモニターを取り付けるクルマも増えてきています。

内輪差で困ったら時に脱出するコツ

Meさん(@kooky.ali)が投稿した写真 -


運転免許を取得するために教習所でS字やクランクが苦手だった人がいると思いますが、一般道でこれらに相当する場面の一例が、狭い路地における内輪差のコントロールに該当します。

例えば狭い路地で左折する時に、後輪が縁石に乗り上げたり、側溝に脱輪しそうになったりした場合はどうすればよいのでしょうか。

そのような場合の対処法としては、「ハンドルはそのままにしてバックする」が正解です。

後輪のアルミホイールが縁石に擦れる音で内輪差に気が付く人も多いと思いますが、そのような場合は、ハンドルはそのままにして、ゆっくりバックしてリカバリー操作するのがベストな方法です。そのまま直進してリカバリーすることは非常に困難で、直進すればするほど後輪のアルミホイール傷が増えるだけです。

そんな時には、ハンドルの位置はそのままで、ゆっくりバックで脱出した後に、ハンドルを切るタイミングを修正して内輪差に対処しましょう。

内輪差を克服する運転のコツ

次は、いよいよ内輪差で苦労しないための運転のコツです。コツを掴むまでに多少の時間がかかるかもしれませんが、万が一の時は「ゆっくりバックして脱出」です。

いざという時の脱出方法を知ったうえで、次からは左折時を例にして、内輪差を克服するコツを紹介します。

左ミラーで確認して内輪差を克服

狭い道で内輪差が気になる時には、まず徐行です。そしてドアミラーを少し下向きにして後輪の位置を確認しながらコーナーを曲がるようにします。

例えば、もし左折時に左後輪が縁石等に接触しそうな場合は、そこでストップ。
そしてバックで脱出です。

後輪の軌道をイメージして内輪差を克服

狭い道で内輪差が問題になるのは、カーブで後輪が曲がりきれない時です。
これは多くの場合は、ドライバーが車の後ろ半分の軌道をイメージできないことが原因です。

ですので、例えば左折時には左後輪の軌道を常にイメージしながら運転することで内輪差を克服することができるようになります。

少しだけ直進して内輪差を克服

左折時に内輪差で左後輪が縁石にぶつかりそうになった時、「バックで脱出」の代わりに、左折のハンドル操作をやめ、ハンドルを直進に戻し、一息分だけ直進した後に左折のハンドル操作を行います。

これで内輪差からリカバリーすることができる場合があります。
この前輪と後輪の内輪差は、車の長さ等でも異なりますが概ね1メートルくらいはあるので、このテクニックも試してみてください。

一瞬大回りで内輪差を克服

このテクニックはあまりお勧めしませんが、左折を開始する前にハンドルをいったん右に切り、それから左に切り始めるような運転で内輪差を克服する人もいます。

この技を使うことにより、クルマは大回りをすることになりますので、左後輪を縁石にぶつけるリスクを減らすことができます。

しかし、この方法は、結果的にカーブを大回りすることになり、まわりにいる車や歩行者に迷惑をかけ、場合によっては事故につながる可能性もあります。

例外的に、非常に狭い路地で鋭角に左折または右折する場合のみ試してみてください。

ハンドル操作を遅らせて内輪差を克服

これは、先ほどの「少しだけ直進」と「一瞬大回り」を更に究極にしたテクニックです。何度やっても左の後輪を縁石にぶつけてしまう人は、ハンドル操作が早すぎる可能性もあります。

もっと車の後輪と路肩の縁石の角がもっと近づいてからハンドル操作をしてみましょう。

大型トレーラーなどは、このハンドル操作をわざと遅らせるテクニックを使って、街中の狭い交差点を曲がるケースもあります。しかし、トレーラーの真似をしては絶対にダメです。

あくまでもハンドル操作を多少遅らせるイメージとして参考にしてください。

内輪差を克服するコツ

出典:©Shutterstock.com/supergenijalac

内輪差を克服について解説した記事はいかがでしたでしょうか?

車の幅や長さがイメージできなかったり、車の運転に慣れていなかったりすると始めは内輪差を把握することが難しいかもしれません。

しかし、内輪差を克服する近道は、自分が運転している車の後輪が描く軌道を把握できるようになることです。

今回、紹介したコツを試しながら、是非、内輪差の克服を目指してチャレンジしてみてください。

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