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追突事故の加害者が払う示談金や慰謝料の相場とは?過失割合は意外と重要!

追突事故の加害者の過失割合は100%といわれています。支払い示談金や慰謝料が心配ですね。 ただ、状況によっては過失割合が変わることがあるので、慎重に確認を取りましょう。示談金や慰謝料の相場も紹介します!

追突事故とは?加害者になると示談金や慰謝料の請求があるの?

追突事故とは?加害者になると示談金や慰謝料の請求があるの?

追突事故の加害者の過失割合は100%といわれています。
原因はわき見運転、漫然運転などがあり、最近ではスマートフォンの操作をしていてうっかり、ということも多くなっています。
追突事故を起こし、加害者となると、示談金(損害賠償金)を支払う必要があります。

交通事故の過失割合について詳しくはこちら

示談や示談金、慰謝料とは?【追突事故の加害者になったときの慰謝料は?】

示談や示談金、慰謝料とは?

示談金は治療費・慰謝料を含めた損害賠償額

示談とは和解の一種で事故の当事者が話し合って、争いを解決することです。
示談金とは、その話し合いによって決まった治療費、通院費、休業損害、慰謝料などすべて含めた損害賠償額のことです。

【物損事故】民法 第709条(不法行為による損害賠償)

第709条 故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。

出典:http://law.e-gov.go.jp/

【人身事故】自動車損害賠償保障法 第3条

第3条 自己のために自動車を運行の用に供する者は、その運行によつて他人の生命又は身体を害したときは、これによつて生じた損害を賠償する責に任ずる。

出典:http://law.e-gov.go.jp/

合意できて示談が成立となったら、「示談書」という契約書を結びます。
示談金は双方が納得するのであれば、どんな金額でもいいのですが、最終的に双方が合意することが必要です。

自賠責保険で支払える損害賠償金の限度は?

自賠責保険は強制的に入る保険で、人身事故の被害者が必要最小限の補償を確保するための保険で、限度額が定められています。
任意自動車保険に加入している場合は、自賠責保険の限度額でカバーできない分を補償することができます。
また、自賠責保険では車の修理代は出ないので、任意保険で賄うことになります。
自賠責の最大の損害賠償額は、

・死亡の場合 3000万円
・ケガの場合 120万円
・後遺障害が残ったの場合 75万円~4,000万円

となります。

自賠責について詳しくはこちら

加害者が支払う慰謝料はどうやって決まるの?【追突事故の加害者になったときの慰謝料は?】

加害者が支払う慰謝料はどうやって決まるの?【追突事故の加害者になったときの慰謝料は?】

慰謝料の支払いは、民法第710条の「財産以外の損害の賠償」に定められている通り、財産以外の損害に対してもその賠償をしなければならないという部分に当てはまります。

(財産以外の損害の賠償)
第710条 他人の身体、自由若しくは名誉を侵害した場合又は他人の財産権を侵害した場合のいずれであるかを問わず、前条の規定により損害賠償の責任を負う者は、財産以外の損害に対しても、その賠償をしなければならない。
(民法)

出典:http://law.e-gov.go.jp/

慰謝料は示談金に含まれる

慰謝料は被害者や遺族が受けた精神的・肉体的苦痛に対する損害賠償金で、示談金を構成する要素の1つです。

交通事故の慰謝料の種類は以下の3つがあります。
・傷害慰謝料
・後遺障害慰謝料
・死亡慰謝料

また、交通事故の慰謝料の計算方法は以下の3つの基準があります。
・自賠責基準
・任意保険基準
・弁護士基準

慰謝料の相場(目安)

慰謝料は事故やけがの状況によって、判断基準は変化するため、一概には言えません。
以下は参考ですので、実際の金額は保険会社や弁護士に相談するようにしてください。

●頸椎捻挫などの軽傷(通院3ヶ月)
約37万~53万円

●骨折などの重傷(入院1ヶ月、通院3ヶ月)
約50万~115万円

●死亡(一家の支柱が亡くなり、その父母、子がいる場合)
約1,300万円~ 2,800万円

また、金額に幅があるのは、慰謝料の計算方法が「自賠責基準」「任意保険基準」「弁護士基準」があるためです。
次にその3つの基準の説明をします。

自賠責基準の慰謝料

慰謝料の計算方法が公表されていて、以下の計算式が使われています。
また、入通院の日数の決め方も、状況によって変わるようです。

●傷害慰謝料・・・入通院の日数で変わります
1日4200円×入通院日数

●後遺障害慰謝料・・・後遺症が残り、後遺障害として認定された場合
3,000万円(第1級)~75万円(第14級)

●死亡慰謝料・・・死亡した場合、被害者の父母、配偶者、子の数で決定
被害者本人 350万円、請求者 1名 550万円、2名 650万円、3名 750万円。被害者の被扶養者1人につき200万円

任意保険基準の慰謝料

けがの程度や状況、保険会社によって異なり、現在は非公表です。
入院していた期間と通院していた期間で計算されるようです。

弁護士(裁判所)基準の慰謝料

弁護士に依頼して、慰謝料を決定する方法です。
入通院慰謝料の算定表(赤い本)などを使っていると言われています。
事故後の状況などいろいろ加味することができ、もっとも多く慰謝料を請求できますが、請求の根拠を示す必要があります。

交通事故の慰謝料ついてさらに詳しくはこちら

加害者が支払う示談金の相場は?【追突事故の加害者になったときの慰謝料は?】

加害者が支払う示談金の相場は?

加害者が支払う示談金の相場は、追突事故の状況によってさまざまです。
重大な事故であれば高くなりますが、軽い事故であればもちろん安くなります。

参考までに、平成25年度の自賠責保険の支払い実績の平均は以下のように公表されています。
治療費なども含まれた金額です。
・死亡事故 24,110,000万円
・死亡せず傷害のみ 597,000万円

ただし、これは自賠責基準のため、弁護士に依頼するとさらに高くなるとされています。

追突事故の加害者の過失割合は絶対に100%?【追突事故の加害者になったときの慰謝料は?】

追突事故の過失割合は絶対に100%?

過失割合は当事者それぞれの任意保険会社が、警察の作成する実況見分調書や実際の事故現場の状況、他には過去の事故事例などを元に決定することが一般的です。
ですが、追突事故の過失割合は加害者が100%で、被害者が0%という意見が多くあります。
ただし、以下の場合は、過失割合が変わる可能性があります。

前方車両(被害者)が突然不必要な急ブレーキをかけて後方車両が追突した場合

前方車両の運転者の過失割合は30%、後方運転手は70%となります。
道交法では、不必要なブレーキをかけてはいけないという決まりになっています。

道路交通法 第24条「急ブレーキの禁止」

車両等の運転者は、危険を防止するためやむを得ない場合を除き、その車両等を急に停止させ、又はその速度を急激に減ずることとなるような急ブレーキをかけてはならない。

出典:http://law.e-gov.go.jp/

車線変更時に、車線変更しようとした車が車線変更していない車に追突した場合

車線変更しようとした車が70%、車線変更していない車が30%となります。
もちろん、車線変更しようとしたときにウィンカーを出さなかったなどがあれば、車線変更しようとした車はさらに過失割合が高くなります。

「追突事故だから加害者の過失割合は100%だろう」と思っていても、状況によっては異なる場合もあります。
保険会社に確認を取ってみることをおすすめします。

交通違反について詳しくはこちら

追突事故の慰謝料も大切だけど、誠意ある態度も大切!

追突事故の慰謝料も大切だけど、誠意ある態度も大切!

追突事故の慰謝料や示談金についてのまとめ記事は、いかがでしたでしょうか?

慰謝料を支払うことももちろん大切ですが、被害者にきちんとお詫びをする気持ちが大切です。
ですが、納得いかないときは保険会社に確認を取り、それでもダメなときは、弁護士などに相談をおすすめします。
それよりも、何より交通事故を起こさないよう、安全運転に気をつけることですね!

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