【もらい事故の対応&対処】車両保険や示談交渉の手順と慰謝料など注意すること

もらい事故の加害者にも被害者にもなりたくありません!でも、もしもの時は対応をしなければなりません。 もらい事故の被害者になったときは保険会社が示談交渉してくれない?示談交渉の手順、慰謝料の注意点を紹介!

もらい事故の定義は?

過失割合が「10:0」の事故のこと!

もらい事故の定義は?過失割合は「10:0」!

もらい事故とは、相手の一方的な過失による交通事故のこと、言い換えるとこちらに全く責任のない被害事故のことです。
過失割合でいうと、相手の過失が10、自分の過失は0の「10:0」となります。

過失割合「10:0」!もらい事故の事例

自分の車が停車しているときにぶつけられたら、相手の一方的な過失と聞いたことがある人も多いでしょう。
信号待ちで停車しているときに後ろから追突、駐車場などで車が停車しているときに隣の車がぶつかってきたといった事故です。

ですが、停車中だけではなく、以下のような条件も過失割合「10:0」になります。

センターラインをオーバーした対向車が接触、衝突

居眠りや飲酒運転によりセンターラインをオーバーする状況は、あまり遭遇しないかもしれません。
しかし、路上駐車している車や停車中のバスを追い抜くことはよくあると思います。
その場合、対向車とぶつかると過失割合「10:0」です。

信号無視で交差点に進入したときの事故

交差点を赤信号で侵入してきた車と衝突した場合も過失割合「10:0」です。
しかし、信号が変わる前後だと、双方に過失があると判断される場合もあります。

このように、自分が安全運転をしているつもりでも、自分が加害者になることもあります。
十分気をつけて運転しましょう。

もらい事故の被害者は自分の保険会社に頼れない?

車にイタズラされた!任意保険会社に連絡

もらい事故の加害者は、保険会社が示談交渉できますが、被害者の保険会社は示談交渉できません。
違いは、当事者の保険会社は自分達が損害賠償の支払いを行うという点、被害者の保険会社は特に支払うものがないという点です。
ここで被害者の保険会社が示談交渉すると、弁護士法に違反してしまうので、もしも示談交渉を誰かにお願いしたい場合は、弁護士に依頼することになります。

保険で「弁護士費用特約」をつければもらい事故も安心

「弁護士を依頼するということは、高額な請求があるのでは?」と思ってしまいますが、保険会社によっては「弁護士費用特約」を用意していることもあります。
損害賠償請求を行うときの弁護士費用や法律相談を負担するといった内容です。
自動車保険会社だけでなく、火災保険や傷害保険の特約としても用意している会社があります。
もしもの時のために、保険内容を確認してみてはいかがでしょうか。

もらい事故の被害者になったときの対応

もらい事故の被害者になったときの対応

もらい事故といっても、交通事故の一種なので、初めの対応は普通の交通事故と同じです。
1 けが人の救護
2 警察に連絡
3 事故状況の確認・記録
4 相手の確認
5 任意保険会社に連絡(自分が被害者も事故の報告はします)

その後、示談交渉があります。

もらい事故の被害者の示談交渉と慰謝料

もらい事故をされたときの示談交渉と慰謝料

示談とは、事故の当事者同士が話し合い、損害賠償額や支払い内容を決めて、問題解決することです。
加害者は損害賠償金の支払いを約束し、被害者はそのお金を受け取り、「これ以上の請求はしない」と契約することです。
ただ、加害者の保険会社が提示した示談金が適正かどうか、素人に判断するのはなかなか難しいです。
ただ、先ほどの説明のとおり、もらい事故の場合の示談交渉は、自分で進めるか、弁護士に依頼するといった選択肢になります。

もらい事故の示談交渉を自分で進める

示談交渉は自分で進めることもできますが、専門家でないため、相手のペースで進められてしまう可能性もあります。
交渉の進め方や知識がないと、自分の有利なように進めにくいのが現状です。
ですが、最近では無料相談をしてくれる弁護士も増えているため、身近な弁護士を探してみるのもいいでしょう。

もらい事故の示談交渉を弁護士に依頼する

各種保険で、もらい事故の弁護士特約を付けている人はこちらがおすすめです。
通常、弁護士に依頼すると着手金が20万円かかるといわれていて、他にも成功報酬はもともとの賠償金から上がった分の10%程度といわれています。

よく弁護士に依頼したほうがいいと言われる理由は、加害者の保険会社の提示した慰謝料よりも金額がUPする可能性があるためです。
弁護士が間に入ることで、もらい事故の状況や入通院の状況と、過去の似た案件での慰謝料や損害賠償金額を比較し、交渉できるためです。
素人にはできない交渉なので、特に大きな事故になってしまったら弁護士に相談するのも手ですね。

損害賠償金の示談交渉の手順とタイミングは?治療中は要注意!

示談交渉は、被害者が亡くなってしまったときはいつ始めても問題ありませんが、治療中の場合は要注意です。
示談交渉を急いでしまうと、実際に請求したほうがいい損害賠償金(治療費用や入院費、通院費、慰謝料など)が請求できなくなってしまうこともあります。
完治しないと実際の損害賠償金が確定しません。
また、後遺症が残りそうなときは、後遺症の症状が固定して、医師から診断書を作成してもらってから示談交渉を始めたほうがよいでしょう。
自分で示談交渉をする場合は、相手の保険会社担当者のペースで進みがちですが、自分の意見をしっかり持つか、弁護士に相談するとスムーズに進みます。

加害者の保険会社から提示された示談金を鵜吞みにせず、適正な金額か検討してから受け入れましょう。

もらい事故に遭っても冷静に対応しましょう

事故の加害者イメージの画像

できることならば、もらい事故に遭いたくありません!
ですが、遭ってしまった時は、状況をしっかり確認し、その後の対応まで冷静に行いましょう。
示談交渉などが大変なときは、弁護士に相談して、できるだけ有利に交渉が進められるといいですね。

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