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ウォッシャータンクとは?洗浄方法や修理交換費用について!車検時には要注意?

フロントガラスが汚れて前が見えづらい!運転しづらい!という時に何気に使っているウォッシャータンク。そもそもウォッシャータンクって何?この記事では、ウォッシャータンクのご紹介のみならず、その洗浄方法や用量、修理交換費用などに関してもまとめています。ウォッシャータンクに関するQ&Aや車検時の注意点も併せてご紹介します。

ウォッシャータンクとは?

ウォッシャー

出典:©iStockphoto.com/nito100

「ウォッシャータンク」とはフロントガラスに付着した汚れを洗浄するためのウォッシャー液用の容器のことを指します。

「ウォッシャータンク」がどこにあるのか、ご存知でしょうか。ウォッシャータンクは、基本的に自動車の前部にあるエンジンルーム内にあります。他に置けるスペースがないため、殆どの自動車が前部に搭載しています。しかし、バスのように型式上、後方のみにしかエンジンを搭載できない場合は「ウォッシャータンク」も同様に後部に配置されていることがあります。

なお、現代になって自動車の技術は著しく発展。今では1つの「ウォッシャータンク」を兼用する形でそれぞれのポンプを通してウォッシャー液を前にも後ろにも供給できるようになりました。

そのため、当初のフロントガラス用だけでなく、ヘッドライト用の「ヘッドライトウォッシャー」やリアガラス用のウォッシャーとしても使われるようになっているのです。

ヘッドライトウォッシャー


ウォッシャータンクはどのように洗浄するの?洗浄方法まとめ

普段、「ウォッシャータンク」を洗浄する方は少ないのではないでしょうか。外し方や汚れの落とし方が分からずにそのままにしていませんか?

ここからは外し方を含めた「ウォッシャータンク」の洗浄方法についてご紹介していきます。是非参考にしてみてくださいね。

ウォッシャータンク洗浄方法① 「外し方」

⒈フロントバンパーまたはフェンダーを外す
手間が掛かりますが、フロントバンパーまたはフェンダーを外さなければ「ウォッシャータンク」の取り外しは不可能な場合が多いです(車種によっては上からそのまま取り外せます)。ここで「ウォッシャータンク」の取り外し方が分からずによくそのままホースで洗う方がいますが、その場合だと汚れが完全に取れない可能性がありますので、あまりおすすめしません。

⒉「ウォッシャータンク」内のウォッシャー液を抜き取る(※空の場合は必要ありません)

これはウォッシャー液を再利用または新しいウォッシャー液に入れ換える方は必須項目です。そのまま外していくとウォッシャー液がこぼれてしまう場合があるため、外す前に抜き取ることが必要です。

抜き方はとても簡単で、ウォッシャーモーターの下に付いている配管(パイプ)をラジオペンチなどのペンチ(配管が固着しているため)で引き抜くだけで済みます。なお、引き抜いた瞬間にウォッシャー液が飛び出してくるので、事前に受け皿になるものを用意しておくと良いでしょう。

⒊「ウォッシャータンク」のクリップやクランプ、ボトルを全て取り外す
エンジンルームや「ウォッシャータンク」に固定されているクリップとクランプ、ボトルを全て取り外してください。

⒋コネクターと配管も全て取り外す
フロント/リアウォッシャーモーターのコネクターと配管も全て取り外します。

以上で「ウォッシャータンク」を完全に取り外すことができます。

ウォッシャータンク洗浄方法② 「細いブラシで磨く」

ポンプ給水口に黒い汚れやタンク内に汚れなどが付着していることがあるので、奥まで届く最適な細いブラシで磨きながら水道水で全体を濯いでください。特にポンプの給水口が汚れていると、ウォッシャー液の出が悪くなりやすくなるため、しっかりと落としましょうね。


これで「ウォッシャータンク」の洗浄は全て終了です。

ウォッシャータンクの用量は?

「ウォッシャータンク」の用量は車種によって異なりますが、平均で約2〜3リットルです。

■フロントガラスのみのウォッシャー:約1リットル
■フロント+リアガラス兼用のウォッシャー:約2〜4リットル
■寒冷地仕様の場合は「ヘッドライトウォッシャー」も含めるため約5〜10リットルとなります。

欧州市場のような寒く雪が多く降り、霧が発生しやすい場所では、「ヘッドライトウォッシャー」の設置が義務付けられているので、寒冷地仕様は基本的に「ウォッシャータンク」の用量が他の地域の自動車よりも多いです。

補足:
日本では義務付けはありませんが、HIDやLEDヘッドライトの場合は従来のハロゲンタイプのヘッドライトのように発熱しないため、「ヘッドライトウォッシャー」を設置している自動車が増えてきています。

ご自身の自動車は何リットルなのか詳しく知りたい時は、その車の取り扱い説明書をご覧いただくとわかります。

ウォッシャータンクに関してよくある質問 Q&A

以下に「ウォッシャータンク」に関してよくある質問をまとめてみたので是非ご覧ください。

Q:「ウォッシャータンク」に水や洗剤などのウォッシャー液以外のものは入れても大丈夫ですか?

A:「ウォッシャータンク」にウォッシャー液以外の液体を入れても問題はありませんが、水の場合は冬季になると凍結し、タンクが破損する恐れがあります。また、洗剤や石けん水の場合は塗装のしみや目詰まりの原因になりますので、凍結や塗装のしみ、目詰まりなどを防止するアルコール成分を含んだウォッシャー液をおすすめします。


Q:「ウォッシャータンク」へのウォッシャー液補給の仕方が分かりません。

A:まずボンネットを開け、下の画像と同じマークを見つけてからウォッシャー液の補給を行ってください。なお、その際にエンジンがまだ熱かったり、エンジンが作動中のときは補給をやめましょう。ウォッシャー液にはアルコール成分が含まれているため、エンジンなどにかかると出火する恐れがあります。呉々も注意して行ってください。(※下に補給の仕方が分かる動画も掲載しました。)

ウォッシャー

出典:©iStockphoto.com/hauged

Q:誤って「ウォッシャータンク」にエンジン不凍液を入れてしまったのですが。

A:「ウォッシャータンク」にエンジン不凍液を入れてしまっても問題はありません。なお、エンジン不凍液は塗装にしみが付くことがあるので、不安に感じた場合はタンクを取り外して洗い流し、ウォッシャー液を入れ直すと良いでしょう。

ウォッシャータンク修理交換にかかる費用はどのくらい?

ジャッキのイラスト

こちらに関しても車種や修理交換の条件によりますが、バンパー/フェンダーまたは両方脱着が必要な場合は工賃4,000円前後+ポンプなどの部品代3,000〜5,000円の費用が発生し、「ウォッシャータンク」修理交換の総額は1万円前後となります。

ご自身で修理交換が可能であれば、部品代のみで済みます。お金の節約ができますよ。

ウォッシャータンクの車検時に注意しておきたい事

ウォッシャータンクに関する検査項目がある!

車のウォッシャー

出典:©iStockphoto.com/MartinPrescott

車を車検に出したのに「ウォッシャータンク」に問題があって結果的に車検に通らなかった・・・なんていうことありませんか?

「ウォッシャータンク」にも検査対象というものがあることをご存知でしょうか?車検に通らなかったというようなことが二度と起こらないように車検前の対策として注意事項を一つお伝えします。

車検の前にフロントガラス(設置されていればリアガラスとヘッドライトも)のウォッシャー液が全ての噴出口からしっかり噴出するかどうかを確認するだけで良いです。一つでも噴出口からウォッシャー液が出ていない場合はその時点で車検が通らなくなってしまうので注意しましょう。

これだけなので、短時間で簡単に対策を行うことができます。

ウォッシャーを綺麗にして良好な視界を!

「ウォッシャータンク」のご紹介のみならず、その洗浄方法や用量、修理交換費用、Q&A、車検時の注意事項にも触れてみましたが、いかがでしたか?

「ウォッシャータンク」は安全に直結します。事故は起こさないように「ウォッシャータンク」のウォッシャー液で常に視界を清潔に保ちましょう。

本記事を参考にして、ウォッシャータンクの洗浄方法や注意点を知り、気にかけるようにしていただければ幸いです。

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