コーナリングランプはどうして最近見ないのか?自作の場合は車検に注意!

車のコーナリングランプとは?かつての高級車に取り付けられていたイメージが強いコーナリングランプの用途や、現在では見かけなくなった理由までご紹介します。また自作コーナリングランプを車検に通すための注意点や、LEDコーナリングランプのメリット・デメリットを解説!

コーナリングランプとは?

コーナリングランプとは?

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コーナリングランプとは、側方照射灯とも呼ばれ、旋回方向を照らすランプのことです。

車の側部に取り付けられており、保安基準により位置、明るさ等が取り決められています。ウインカーと連動して作動するもので、街頭のない交差点や農道、田舎道等で日没時、より視界を見やすくすることができます。

コーナリングランプが流行したのはいつ?

コーナリングランプの流行

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1980年代後半までは標準装備として多くの自動車に採用されており、R31スカイラインや初代シーマなどにも搭載されていました。

しかしながらその後、自動車の開発が進むにつれ、自然と姿を消していきました。現在販売されている新車にコーナリングランプが採用されている事はほとんどありません。

コーナリングランプはなぜ最近見ないの?

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かつては上級車、上級グレードのセダンに装備されることが多かったコーナリングランプ。

しかし、ヘッドライトの光量が多くなり、コーナリングランプなしでも左右にまで十分光が届くようになったこと、HIDやレンズの恒久化に伴うコストカットが行われるようになったこと、コーナリングランプに変わる新機能(AFSと呼ばれる進行方向に光軸を自動で向ける機能)が急増したことにより必要性がなくなっていったのです。

自作のコーナリングランプは車検に通る?

コーナリングランプ自作

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自作のコーナリングランプの場合、保安基準を満たしている必要があります。
保安基準は下記の通りです。

側方照射灯
第33条の2 自動車の両側面には、側方照射灯を1個ずつ備えることができる。
2 側方照射灯は、次の基準に適合するものでなければならない。
(1) 側方照射灯の光度は、5000カンデラ以下であること。
(2) 側方照射灯は、方向指示器が作動している場合に限り、当該方向指示器が方向を指示している側のもののみが点灯する構造であること。
(3) 側方照射灯は、その照射光線の主光軸が、取り付け部より40メートルから先の地面を照射しないものであり、かつ、取り付け部より、後方の地面、左側に備えるものにあっては取り付け部より右方の地面、右側に備えるものにあっては取り付け部より左方の地面を照射しないものであること。
(4) 側方照射灯の灯光の色は、白色又は淡黄色であり、そのすべてが同一であること。
(5) 側方照射灯は、その照明部の上縁の高さがすれ違い用前照灯の照明部の上縁を含む水平面以下となるように取り付けられていること。
(6) 側方照射灯の照明部の最前縁は、自動車の前端から2.5メートルまでの間にあること。
(7) 側方照射灯の取り付け部の構造は、前各号に規定するほか、第32条第1項第4号の基準に準じたものであること。

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コーナリングランプを後付けするときの注意点

・カラーは白にすること
・合計2個まで(両側面の全部に1つずつ)
・ヘッドライトより明確に下の部分に取り付けること
・地上から25cm以上90cm以下
・車両先端より1m以内
・主光軸が照らす位置は右ランプは右のみ、左ランプは 左のみ(左右とも後方は照らしてはいけない
・照らす長さは40メートルまで

上記がコーナリングランプを後付けする際の注意点です。また光度に関しては5,000cd以下と取り決められていますが、車検の担当者によって4,000cdでないとダメと言われたり、6,000cdでも通ったりするため、担当者によって左右される部分があります。

コーナリングランプをLED化するとどうなる?

LEDランプ

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LEDコーナリングランプのメリット

LED化することによるメリットは交換頻度が非常に少なくなることです。

LEDは半永久的に使用することができるため、切れてしまう心配がほとんどありません。

LEDコーナリングランプのデメリット

HID(キセノン)とLEDを比較した場合、HIDの方が光の量が大きかったり、光の量はLEDの方が大きくても照射範囲が狭かったりする場合もあります。

もちろんこれらのメリット・デメリットは製品によっても異なります。いずれにしても、コーナリングランプを使用する場所の光の状況(街頭の有無、交差点等の明るさ)を踏まえた方が安全です。

コーナリングランプは常時点灯化はOK?

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常時点灯は絶対にNGです。コーナリングランプはウインカーと連動して点灯すべきものです。

常時点灯の場合、斜めに光が飛ぶため、通行人・対向車に対してまぶしくなります。イメージとしては、ヘッドランプと同じです。

通常走行は「走行用前照灯(ハイビーム)」で走行しますが、街中や対向車がいるときは「すれ違い用前照灯」に切り替える必要がありますよね?
やはり相手がまぶしいことにより事故の危険性が増しますから、安全確保上を理由にコーナリングランプの常時点灯は認められていません。

コーナリングランプが常時点灯している場合は車検も通りません。

コーナリングランプで愛車を素敵にドレスアップ!

コーナリングランプでカスタム

機能性にも魅力があり、取付けることで車をドレスアップすることもできるコーナリングランプ。
現在発売されている車にはほとんど搭載されていないので、コーナリングランプ1つで、愛車のオリジナル度がアップします。

しかし、位置や照らす範囲や長さ、光量、ウインカーと連動しなければならないなど車検を通す場合には様々な制約があることも忘れてはなりません。
交通ルール・マナーを守ったうえで、車のオシャレを楽しみましょう。

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