サイドエアバッグ・カーテンエアバッグの効果は?必要性と後付けについて

思わぬ事故のとき、命はもちろん、外傷を防いでくれるエアバッグ。 前方だけではないことはご存知でしたか? 日本ではあまり知られていないサイドエアバッグ・カーテンエアバッグの必要性と効果、後付けについて詳しくご紹介していきます。欧米では標準装備化の進むサイドエアバッグ・カーテンエアバッグ。日本での状況も踏まえてお伝えします。

サイドエアバッグ・カーテンエアバッグとは?

サイドエアバッグ

出典:https://i.ytimg.com/

シートの横面に搭載されているエアバッグです。
衝突時にはドアと乗員のわずかな隙間に瞬時に展開するよう設計されているため、展開時間が最も早いエアバッグと言われています。
乗員の胸部・腹部を保護する役割を果たしています。

カーテンエアバッグ

主にサイドウインドウ上部のルーフラインに沿って搭載されているエアバッグです。
衝突時にはサイドウインドウを覆うように展開し、乗員を保護します。
他のエアバッグとの決定的な違いは、作動後数秒間は展開した状態を保持することです。
これにより、横転や転覆による乗員の社外法主を防ぐ役割を果たしています。
2シートや3列シートなど様々な種類の車が出回っている今日、それぞれのウインドウ形状や列数に応じた設計が必要になるエアバッグです。

サイドエアバッグ・カーテンエアバッグの効果

衝突による死亡や重症は頭部と顎部への衝撃が原因になるケースが80%近くになると言われています。
正面衝突であれば前方のエアバッグにより前方への追突は避けることができます。
しかし、サイドエアバッグは頭部と胸部への衝撃緩和、カーテンエアバッグはピラーやガラス面への衝突による衝撃緩和の効果を持っています。
最近では、乗員同士の衝突を防ぐために後席中央部にもエアバッグが搭載されている場合もあります。(高級車に限りますが)
正面だけでなく、横や衝撃によるガラス面への衝突を防ぐなど、それぞれの役割によりどのような事故でも乗員の命と体を守ってくれるのです。

サイドエアバッグ・カーテンエアバッグの必要性

欧米では標準装備化が義務付けられていますが、日本では最近になってサイドエアバッグ・カーテンエアバッグの必要性が世に広められています。国交省が「ポール側面衝突時の乗員保護に係る協定規則」を新設したことからも、ここから日本国内で標準装備化が進んでいくことが予想されています。

事故発生時、狭い部分に衝突エネルギーが集中するのでこれに耐えるためにはボディーをより頑丈にする必要があります。
しかし、頑丈にした分、乗員が車内で衝突する際に受けるダメージは大きいものになりっ舛。
そこで、サイドエアバッグ・カーテンエアバッグを搭載することで、あらゆる角度からの衝撃を守る必要があるのです。
安全基準を守ることだけでなく、思わぬ事故に対応するための安心材料も含むサイドエアバッグとカーテンエアバッグ。
日本人のニーズも高くなることが予想されるため、標準装備化の流れが一気に加速する可能性が高いです。

サイドエアバッグ・カーテンエアバッグは後付けできる?

残念ながら現状はサイドエアバッグ・カーテンエアバッグ共に後付けはできません。
初期装備として搭載している車種を選ぶ時にオプションでつけることはできます。
しかし、標準装備化が進む中で後付けに対してメーカーが着手する可能性は大きくあります。

一時期アメリカで後付けできる機械式のエアバッグを開発・販売した歴史がありますが、当時はあまり売れず中止されてしまいました。
この安全装備に対するニーズが高まる現代社会において、サイドエアバッグ・カーテンエアバッグの取り付けに対するニーズも高まることが予想されるため、今後のメーカーの動向が気になるところです。

サイドエアバッグ・カーテンエアバッグの費用の目安

後付けできないことから取り付けのための費用は明確に知ることができません。
オプション費用は7万5千円前後、修理費用に関しては約30万円かかると言われています。
今後、ニーズの上昇と各メーカーの対応合戦が広がっていく中で価格が落ち着いてくる可能性もありますが、タイミングを後付け可能となってもタイミングを見計らうか、新車購入のタイミングを見極めて、搭載済みの車種を選んだ方が結果として安くつく可能性はあります。

サイドエアバッグ・カーテンエアバッグで安心を手に入れよう

いかがでしたか?
今後、日本でも標準装備化が進み、一般的にも話題となる可能性の高いサイドエアバッグとカーテンエアバッグ。
現状ではオプション料や修理費用で「まだつけなくていい」と思われる方もいるのではないでしょうか。
しかし、標準装備化の流れと万が一に備えた安全確保の観点からは今、オプションで取り付けても高い買い物であるとは言い切れません。
予算と今後の流れ次第では、オプションで装備しておいた方が得策と言えるかもしれません。

ただ、何れにしてもエアバックが作動しないで済むように安全運転を心掛ける必要はあります。
安心のエアバックを搭載しても、できればエアバックを起動ないままでいたいものですね。

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