【簡単】ポータブルナビの取り付け方法や位置について!意外な工夫も

取り外して持ち歩けるので複数の車両で兼用したり、車の外でも使える便利なポータブルナビ。価格も安く、手軽に導入できることも魅力です。初心者でも簡単にできるポータブルナビの取り付け方法や位置について解説します。見栄えをよくしたり使い勝手を向上させる工夫も紹介!

ポータブルナビとは?据え置きカーナビの違いは?

ポータブルナビは取り外して持ち歩くことができるようになっている小型のカーナビゲーションで、PND(ポータブルナビゲーションデバイス、またはパーソナルナビゲーションデバイス)と呼ばれることもあります。
「ポータブル」というだけあって複数の車両で共有したり、家の中でゆっくりドライブルートを検討したりと、取り外せることで使い方の幅も広がります。

コンソールに据え置き型のカーナビはアンテナや電源などの車内配線が複雑なため、販売店やディーラーに取り付けを依頼するのが一般的ですが、ポータブルナビの場合はシガーソケットに接続するだけですぐ利用できる製品もあり、初心者でも取り付けが簡単ということも特徴でしょう。

ポータブルナビと据え置き型カーナビの違い

ポータブルナビと据え置き型カーナビ、取り付け方法以外の違いはどのようなものがあるでしょうか。

◆位置情報の精度
カーナビで自車の位置を測定するのにGPSが使われていることはご存知だと思います。
どちらもGPSを利用していることは変わりませんが、据え置き型カーナビではGPSの他にも車両の車速パルスやジャイロセンサーなど複数の方法で位置測定をするので、ポータブルナビより測定誤差が小さくなります。

◆画面の大きさ
取り外して持ち歩くこともあるポータブルナビは5~7インチの画面が主流です。
据え置き型のカーナビは通常7インチ以上の画面サイズがあり、より見やすくなっています。

◆価格
ポータブルナビの価格帯は2万円~6万円程度、安いものでは1万円を切る価格で販売されているものもあります。
対して据え置き型のカーナビは10万円~30万円ほどと大きな差があります。
音質の良いオーディオやETC、バックカメラなどとの連携など便利な機能も多い据え置き型カーナビですが、それに従って価格も高くなりがちなのが難点です。

カーナビとして最低限の機能でよい、とにかく手軽にカーナビを使いたいという場合に、ポータブルナビは魅力的な候補となるのではないでしょうか。

ポータブルナビの取り付け位置に決まりはある?

出典:http://www.mlit.go.jp/

ポータブルナビの取付位置に特別な決まりはありません。
小型で取り外しもできることから、設置場所の自由度も高いといえるでしょう。

ただし、道路運送車両の保安基準に定められている運転者席の視界基準に従って、視界を妨げないように取り付ける必要があります。
ドライバーが運転中でも画面を確認しやすく他の機器を操作するのに邪魔にならない場所を考えると、ダッシュボードの上で中央付近に取り付ける場合が多くなるでしょう。

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2013.11.12】

第 105 条 運転者席の運転者の視野、物品積載装置等との隔壁等に関し、保安基準第 21 条の告示で定める基準は、次の各号に掲げる基準とする。
一 専ら乗用の用に供する自動車であって乗車定員 10 人以下のもの(二輪自動車、側車付二輪自動車、三輪自動車、カタピラ及びそりを有する軽自動車並びに被牽引自動車を除く。)及び貨物の運送の用に供する自動車であって車両総重量が 3.5 t以下のもの(三輪自動車及び被牽引自動車を除く。)の運転者席は、運転者が運転者席において、次に掲げる鉛直面により囲まれる範囲内にある障害物(高さ 1m 直径 30cm の円柱をいう。以下同じ。)の少なくとも一部を鏡等を用いずに直接確認できるものであること。ただし、Aピラー、窓拭き器、後写鏡又はかじ取りハンドルにより確認が妨げられる場合にあっては、この限りでない。
イ 当該自動車の前面から 2m の距離にある鉛直面
ロ 当該自動車の前面から 2.3m の距離にある鉛直面
ハ 自動車の左側面(左ハンドル車にあっては「右側面 )」から 0.9m の距離にある鉛直面
ニ 自動車の右側面(左ハンドル車にあっては「左側面」 )から 0.7m の距離にある鉛直面

出典:http://www.mlit.go.jp/

ポータブルナビを吸盤で窓ガラスに貼り付けると違反?

吸盤を使ってフロントガラスにポータブルナビを取り付けて利用されている場面を見かけることもあります。

しかし、道路運送車両の保安基準では窓ガラスに貼り付けてよい機器はETCやドライブレコーダーなどに限られていて、残念ながらポータブルナビは含まれていないため違反となります。

ポータブルナビは意外と重量もありますので、不意のブレーキで吸盤が外れて飛んで来ることも考えられます。
またベース固定用の吸盤は透明のものも多く、窓ガラスに貼り付けた場合に吸盤が虫眼鏡の役割をして車内火災を引き起こす恐れもあります。

ポータブルナビのフロントガラスへの取り付けは避け、しっかりと固定するようにしましょう。

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2016.06.18】

第 195 条 (窓ガラス)
(中略)
5 窓ガラスへの装着、はり付け、塗装又は刻印に関し、保安基準第 29 条第 4 項第 6 号の告示で定めるものは、次の各号に掲げるものとする。
(中略)
二 道路等に設置された通信設備との通信のための機器、道路及び交通状況に係る情報の入手のためのカメラ、一般乗用旅客自動車運送事業用自動車に備える車内を撮影するための防犯カメラ、車両間の距離を測定するための機器、雨滴等を検知して窓ふき器を自動的に作動させるための感知器、車室内の温度若しくは湿度を検知して空調装置等を自動的に制御するための感知器又は受光量を感知して前照灯、車幅灯等を自動的に作動させるための感知器

出典:http://www.mlit.go.jp/

ポータブルナビの取り付け方法は簡単

ポータブルナビを購入しても、いざ取り付けとなると自分にできるか不安に思われる方も多いでしょう。
ここでは、例としてポータブルナビをダッシュボードに取り付ける方法について説明します。

ベースを取り付ける

ポータブルナビのベース取り付け

ポータブルナビにはダッシュボードに取り付けるためのベースが付属しているのが一般的です。
実際にポータブルナビとベースをダッシュボードに仮り置きして、できるだけ水平で見やすい位置を見つけましょう。

取り付け位置が決まったら、その周辺の汚れや油分を除去します。
パーツクリーナーや薄めた中性洗剤を含ませたウエスなどでダッシュボードを脱脂しましょう。
特にパーツクリーナーを使う場合は直接かけてしまうとダッシュボードを傷めてしまうこともありますので、一度ウエスに噴いてから使うようにします。

十分に脱脂できたら、付属の両面テープや吸盤を使ってダッシュボードにベースを貼り付けます。

ベースにナビ本体を設置する

ポータブルナビのベースに本体を設置

ベースがしっかりと固定で来たら、見やすい角度でポータブルナビを設置します。

このとき、上下や左右の角度が大きすぎるとGPSの誤差が大きくなることがありますので、あまり角度を付けすぎないようにするとよいでしょう。

必要に応じてパーキングブレーキ線に接続する

安全のためにパーキングブレーキをかけた状態でしか操作ができないようになっているポータブルナビがあります。
このような場合、パーキングブレーキ線に接続しないとナビが使えません。
付属のエレクトロタップなどを使用してパーキングブレーキ線に接続します。

【エレクトロタップの使い方】

もしパーキングブレーキ線の場所や配線の色が分からなければ、メーカーやディーラーに問い合わせて教えてもらいましょう。

ポータブルナビに電源を繋ぐ

ポータブルナビに電源を繋ぐ

ポータブルナビの電源ケーブルをシガーソケットに挿し込んだら、本体に電源を繋いできちんと動作するか確認します。

いかがでしょうか。
取扱説明書の通りに行えば難しいことはありませんので安心してください。

ポータブルナビの取り付けには意外な工夫も

配線を目立たないようにする

ポータブルナビのデメリットとして、どうしても電源やパーキングの配線が表に出てしまいがちなことがあります。
少し手間はかかりますが、この配線をダッシュボードの開口部から引き回したり、パネルの一部を削って中を通すことで見た目もすっきりします。
足元にシガーソケットを増設したり、車両のアクセサリ電源に接続できるように加工してもいいですね。

電源配線を扱うときは、ショートしたりしないように必ずバッテリーを外しておくようにしましょう。

サンバイザー

ポータブルナビのサンバイザー

出典:http://item.rakuten.co.jp/

ダッシュボードの上に取り付けられることの多いポータブルナビは直射日光が当たることも多く、画面が見にくくなりがちです。
ポータブルナビ用のサンバイザーは日差しを遮ることで画面を見やすくしてくれます。

DINスペース用のボックスやアーム

車種によっては、カーナビやオーディオを取り付けるための場所(DINスペース)が用意されていることがあります。
もし利用していないDINスペースがあれば、そこにポータブルナビやタブレットを固定するボックスやアームがカー用品店などで販売されています。
これがあれば取り付け場所の選択肢も広がりますね。

ポータブルナビの取り付けは簡単!でも場所に注意

今回のポータブルナビに関する記事はいかがでしたでしょうか?

取り外して複数の車で兼用できたりと、安価で手軽なポータブルナビ。
取り付け方法もとても簡単ですが、見やすいからとフロントガラスに貼り付けたり運転するときに視界の妨げになったりしないように注意しましょう。

まだ愛車にカーナビを取り付けていないという方は、ぜひこの記事を参考にポータブルナビの取り付けに挑戦してみてください。

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