新型ノートe-Power vs フィットハイブリッド!燃費や価格で徹底比較

2016年11月、日産の主力車、コンパクトカーのノートにハイブリッドモデルが追加されました。 コンパクトカー戦線はハイブリッドカーが目白押し。 その中でも超有力モデル、ホンダのフィットハイブリッドと新型ノートe-Powerを徹底比較してみましょう。

ノートのハイブリッドモデル、e-Powerが遂に登場!

コンパクトカーが人気

2015年の日本国内における普通自動車販売台数第1位はトヨタのアクアでした。
そして10位までに、フィット(ホンダ)、ノート(日産)、ヴィッツ(トヨタ)、デミオ(マツダ)、シエンタ(トヨタ)と、6車種のコンパクトカーが入りました。

軽自動車を含めた自動車の国内売上ランキングでは、ミドルサイズ以上の車種でトップ10入りしたのはプリウス(トヨタ)の5位とカローラ(トヨタ)の9位のみ。
あとの8台はコンパクトカーと軽自動車。
時代はまさに小さい車なのです。

日産の主力車・ノートの魅力をより高めるために

ノートは日産の普通車の中で、日本で最も多く売れている車種です。
しかし、ライバル車の台頭により、2013年13万5千台、2014年10万1千台、2015年9万5千台と、売上台数は徐々に減り続けています。
日産としては何とかしなければならない状況です。

そこで投入されたのが
ハイブリッドタイプの新型ノートe-Powerなのです。
満を持して2016年11月2日に販売が開始されました。

ノートの強敵 世界のフィット

一方のホンダ・フィットは2001年に登場して以来のベストセラーカー。
国内だけではなく、世界各国で売れ続けています。

発売当初はガソリン車のみでしたが、2010年にハイブリッドモデルが追加されました。
2015年の国内販売台数ではノートを凌いでいます。


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新型ノートe-Powerはどこがすごい?

ノートe-Powerのハイブリッドはどんなシステム?

日産の主力・ノートの中興という使命を帯びて登場したe-Powerは言わずと知れたハイブリッドモデル。
レンジエクステンダーEVハイブリッドシステム「Power Drive e-POWER」と呼ばれるハイブリッドシステムが搭載されました。
その特徴は「シリーズ方式(直列方式)」です。

多くのハイブリッド車では、走行の駆動力をガソリンエンジンと電気モーターの両方から得ますが、「シリーズ方式(直列方式)」ではモーターのみから駆動力を得ます。
レンジエクステンダーとはガソリンエンジンのことで、「走行距離を延ばす装置」という意味です。

電気自動車はバッテリー容量に限界があるため、航続距離が短いという致命的な弱点をもちます。
これを発電によって補うのがエンジンの役目なのです。

ノートe-Powerは電気自動車なの?

電気自動車は充電した電気のみで走行する自動車のことを示します。
それに対しハイブリッド車はガソリンと電気の組み合わせで走行する自動車のことです。
ハイブリッドの先駆者プリウスは、始動時や低速走行時には電気で、高速走行時にはガソリンで走行します。

これに対しノートe-Powerの車輪を回すのは電気だけ。
その意味では電気自動車です。
日産が用いるレンジエクステンダーEVハイブリッドシステム「Power Drive e-POWER」の「EV」も電気自動車の意味です。

ただ、発電するためにガソリンを消費するという意味ではハイブリッド車の範疇です。
従って、限りなく電気自動車に近いハイブリッド車といってよいでしょう。

シリーズ方式の特徴は?

エンジンを発電用だけに使うシリーズ方式では、同じクラスの車より小さなエンジンでも大丈夫です。
また、電気自動車のように大きなバッテリーを搭載する必要もありません。
エンジンとバッテリーの小型化によって、車体を軽量化し、室内空間の拡大が可能になるのです。

フィットのハイブリッド方式は?

フィットは2001年にガソリン車のみが発売され、ハイブリッドモデルは2010年に追加されました。
2013年9月のモデルチェンジで「SPORT HYBRID i-DCD」を採用したことにより、燃費性能は大幅に向上し、36.4 km/L(JC08モード)を実現しました。
ホンダのハイブリッド車は、ノートe-POWERとは異なる「パラレル方式」を採用しています。

この方式は通常のガソリンエンジン車にモーターとバッテリーを加えただけのシンプルな構造をもち、あくまでエンジンが主体のハイブリッド車です。
走行時、エンジンは常時駆動しており、ガソリンを多く消費する発進・加速時にモーターでサポートします。

新型ノートe-POWER vs フィットハイブリッド|燃費比較

新型ノートe-POWERの燃費性能は37.2km/L。(JC08モード燃費)
一方ホンダ・フィットハイブリッドの燃費性能は36.4km/L。(JC08モード燃費)
明らかに新型ノートe-POWERが勝っています。

ノートe-POWERの車両重量は1,170-1,220kg。
これに対しフィットハイブリッドの車両重量は1,130kg。
重量がやや重いにもかかわらず世界最高の燃費性能をたたき出しているノートe-POWERの貫録勝ちといえるでしょう。

新型ノートe-POWER vs フィットハイブリッド|価格比較

ホンダ・フィットには各グレードでFFと4WDが設定されていますが、比較のためFFだけで価格を比較してみましょう。
ノートe-POWERの価格は以下の通りです。
・ノート e-POWER S:1,772,280円
・ノート e-POWER X:1,959,120円
・ノート e-POWER MEDALIST:2,244,240円

これに対し、ホンダ・フィットの価格は以下の通りです。
・フィット ハイブリッド ベースタイプ:1,690,000円
・フィット ハイブリッド・Fパッケージ:1,796,000円
・フィット ハイブリッド・Lパッケージ:1,959,000円
・フィット ハイブリッド・Sパッケージ:2,059,000円

ノートe-POWERの最高グレードでやや高い設定になっているものの、全体的な価格帯の設定はほぼ同程度といえます。

「モーター主体のノートe-POWER」と「エンジン主体のフィットハイブリッド」

ノートe-POWERは電気だけで車輪を回す、どこまでも電気自動車に近いハイブリッド車。
一方フィットハイブリッドはあくまでエンジンが主体でモーターはそのサポート役。
同じハイブリッド車でも、考え方はまったく異なります。

このことは、当然走りのテイストや運転の感覚にも影響します。
ハイブリッド車の購入を考えているなら、これらの違いも検討の材料にする必要があります。

今回ご紹介した新型ノート e-Powerとフィットハイブリッドの比較が、マイカー購入の参考になれば幸いです。
しっかし迷って、楽しいカーライフを過ごしでください。

新型日産 ノートe-Powerとトヨタ アクアとの比較記事はこちら

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