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サーキットの狼に登場した名車まとめ!ロータスやポルシェなど!

サーキットの狼は、1975年から1979年に週刊少年ジャンプに連載され、主人公の風吹裕矢がプロレーサーを目指し成長する姿が描かれています。高度成長の真っ只中、スーパーカーブームの火付け役となりました。 主人公の愛車ロータスをはじめポルシェ、フェラーリと物語を彩った名車を紹介します。

「サーキットの狼」って?

出典:https://www.amazon.co.jp/

40代、50代には懐かしい暴走族あがりのヤンキー(ツッパッた若者)が公道レースを経てプロレーサーに成長する物語で、70年代のスーパーカーブームをけん引した漫画でした。

漫画のストーリーのあらすじをまとめると以下のような流れになります。

【街道レーサー編】
 首都高バトル、富士スピードウェイ、公道グランプリ
 シュトコー戦闘隊神風とのバトル、筑波A級ライセンス取得模擬レース

【プロレーサー編(ツーリングカーレース)】
 流石島レース、富士フレッシュマンレース
 ル・マン・イン・ジャパン(日光レース)

【プロレーサー編(フォーミュラカーレース)】
 F3モナコグランプリ、F1挑戦

今回は、そんなサーキットの狼に登場した車種をまとめています。

サーキットの狼以外の漫画・アニメに登場する車はこちら

風吹裕矢:ロータス ヨーロッパ スペシャル

出典:http://ookami-museum.com/

主人公は、風吹裕矢(ふぶきゆうや)愛車はロータスヨーロッパスペシャル。
気性が激しく、挑戦的な性格の風吹は、コーナーリングを攻めて曲がり切る達人で「コーナーリングの魔術師」の異名を持ち、暴走族界の一匹狼で「ロータスの狼」と呼ばれています。
ロータスのボンネットには、公道レースの勝負で勝つたびに星が刻まれ、勝利の証となっています。
全国から最速を自負する暴走族、街道レーサーが数十人集まり公道で行われる「公道グランプリ」は、命を張った勝負の駆け引きで息をもつかせぬ激しいレースです。
ライバル早瀬左近、沖田も出場したなか、風吹が1位となりました。

スペック

イギリスのロータスカーズが1966年~1975年に製造していたスポーツカーです。
当時の価格は295万円(4MT)、315万円(5MT)
※ちなみに当時、国産車フェアレディZが150万円ほどでした。

駆動方式:MR(ミッドシップ)
エンジン形式:直4OHV1,470CC、直4DOHC1,558CC
最高出力:126ps
全長:3,980mm
全幅:1,650mm
全高:1,090mm
重量:730Kg

早瀬左近:ポルシェ911 カレラRS

出典:http://www.lmpcars.com/

早瀬左近(はやせさこん)は、風吹の宿命のライバルで、愛車はポルシェ911カレラRS。
暴走族「ナチス軍」の若き総統で風吹とは対照的に沈着冷静な独裁者で、パワースライド、四輪ドリフトを得意としています。
早瀬電機の御曹司で、彼の父親がスポンサーをしていることからプロレーサーの飛鳥ミノルからドライビングテクニックを伝授されます。
公道グランプリ3位。

スペック

ドイツのポルシェ社が1964年~1974年に製造していたスポーツカーです。
なかでも1972年~1973年製造で、2,687CCを搭載したRSモデルは、ノーマルで210psを発揮します。
当時限定販売されたこともあり現在中古市場では7,000万円以上に高騰しており、まさにスーパーカーとなっています。

駆動方式:RR(リアエンジンリアドライブ)
エンジン形式:F6(水平対向6気筒)OHC2,687CC
最高出力:210ps
全長:4,147mm
全幅:1,652mm
全高:1,320mm
重量:1,075Kg

沖田:トヨタ S800/フェアレディ 240ZG/フェラーリディーノ

沖田(おきた)は、秋田出身の交通課の暴走族取り締まり専門特別組織「新選組」の一員。
地元秋田では、街道レーサーとして名を馳せていたが、堂々と”飛ばせる”ことを理由に警察官に転職します。
職務中の愛車はフェアレディZ。
同郷の”おやじ”と慕うカーマニアの谷田部の助言でレーサーを志し警察を辞職します。
結核に侵されながら谷田部の用意したフェラーリディーノ246GTで公道グランプリに挑み2位でゴールするも最終コーナーを曲がり切った直後に絶命していました。

トヨタ スポーツ800

出典:https://ja.wikipedia.org/

スペック

トヨタが1965年~1969年に製造したスポーツカーで、パブリカのエンジン、シャーシーを流用して開発されました。
当時の販売価格は59万5千円でした。

駆動方式:FR
エンジン形式:2U型790CC(水平対向2気筒OHV
最高出力:45ps
全長:3,580mm
全幅:1,465mm
全高:1,175mm
重量:580Kg

日産フェアレディ 240ZG

出典:http://www.carstyling.ru/

スペック

日産フェアレディZは、日本のスポーツカーシーンをけん引してきた代表的な車です。
現在の「Z」は6代目になります。
北米日産が企画、販売を手掛けた初代は、1969年~1978年に製造販売されました。
国内では「フェアレディZ」、海外では「Z(ズィー)」の愛称で親しまれています。
当時の販売価格は150万ほどでした。

駆動方式:FR
エンジン形式:直6L20型、直6S20型、直6L24型
         直6L26型、直6L28型
最高出力:130ps
全長:4,115mm
全幅:1,630mm
全高:1,280mm
重量:975Kg
最高速度180~210Km/h
※スペックは排気量により異なります。

フェラーリ ディーノ

出典:http://www.topspeed.com/

フェラーリディーノ246GT

スペック

フェラーリ初のミッドシップ量産車で1967年に206GTがV6、2000CCで販売されました。
1969年以降、246GTとなりV6、2400CCに排気量がアップされます。
246GTの販売期間は、1971年~1974年で当時の販売価格は900万円でした。

駆動方式:MR
エンジン形式:V6DOHC(横置きMR)2,418CC
最高出力:195ps
全長:4,240mm
全幅:1,652mm
全高:1,135mm
重量:1,080Kg

飛鳥ミノル:ランボルギーニ ミウラ

出典:http://alphawiki.net/

飛鳥ミノル(あすかみのる)は、プロレーサーで愛車のランボルギーニ ミウラP400Sを自在に操り時速230Kmから直角に曲がる(笑)ことができるその卓越した技術はまさにプロレーサーの腕前です。
のちに、風吹裕矢の姉のローザと結婚することになります。

スペック

ランボルギーニ初のミッドシップカーでベルトーネ社が製作しました。1968年~1971年に販売され、当時の価格は1,200万円でした。

駆動方式:MR
エンジン形式:V12DOHC(横置きMR)3,928CC
最高出力:370ps
全長:4,380mm
全幅:1,780mm
全高:1,100mm
重量:1,180Kg

風吹ローザ(ふぶきろーざ)

風吹裕矢の姉、両親を幼くして亡くし姉弟で生活しています。
トップモデルでレースクイーンでもり、弟を心配しつつ温かく見守る優しいお姉さんです。
飛鳥ミノルの恋人で、彼が富士グランドチャンピオンレースで5連勝を飾った表彰台で結婚を発表します。

谷田部行雄(やたべゆきお)

谷田部行雄(やたべゆきお)は、不良少年を更生させる「青少年の父」と呼ばれ、その関係から警察にも顔が利く人物で沖田と同郷の秋田出身であることから「おやじさん」と慕われています。
年甲斐もないカーマニアを自負しています。
沖田のドライビングを見て彼の才能を見出しレーサーへの道を勧め支援しますが公道グランプリで亡くなってしまったこと、風吹に沖田にも劣らない才能を感じて、その後は風吹のスポンサーとしてバックアップします。

早瀬ミキ:ポルシェ930ターボ

出典:http://www.super-car.net/

早瀬ミキ(はやせみき)は、左近の妹で女暴走族集団「赤い流れ星」のリーダーです。
公道グランプリでは、右腕を負傷しシフトチェンジが困難な風吹の助手席に同乗しシフトレバー操作をするなど次第に恋人関係になります。
感が鋭いところがあり、風吹のクラッシュ、兄の死など予感を的中させてしまう一面もあります。

スペック

販売期間1974年~1989年
駆動方式:RR(リアエンジンリアドライブ)
エンジン形式:F6(水平対向6気筒)OHC2,994CC
最高出力:245ps
全長:4,300mm
全幅:1,650mm
全高:1,350mm

山岸みのり:コスモスポーツ

出典:http://kakaku.com/

山岸みのり(やまぎしみのり)は、早瀬電機とライバルの電機会社の社長令嬢で早瀬を幼少期から慕い、彼に近づきたいと訓練を受けて公道グランプリにコスモスポーツで参戦します。
しかし、風吹や早瀬のレースへの覚悟を知るうちに身の程を知り、彼らがプロレーサーの世界に進んだ後はミキと一緒にレース観戦、応援することになります。

スペック

マツダが1967年に2シータークーペとして販売され、世界初のロータリーエンジンを搭載した量産車でした。
当時の販売価格は148万円でした。

販売期間1967年~1972年
駆動方式:FR
エンジン形式:10A982CC2ローター
最高出力:128ps
全長:4,140mm
全幅:1,595mm
全高:1,165mm
重量:940Kg

隼人ピーターソン:トヨタ 2000GT

出典:http://kakaku.com/

隼人ピーターソンは、公道グランプリで風吹、早瀬、沖田が参加した前年のチャンピオンです。富士スピードウェイのレースで左近とともに裕矢と対戦します。
プライドが非常に高くナルシストで、ミキにキスをしようとして早瀬に殴られます。
レースに勝つためならプッシングや公道にブロックを置く悪辣で卑劣な妨害工作を平気で行い、相手を死なせても何も思わない最大最悪のヒールです。

スペック

トヨタがヤマハの技術供与を受け開発、販売しました。
販売期間は、1967年~1970年で当時の価格は238万円で、クラウンが2台、カローラが6台買える価格でした。
映画「007は二度死ぬ」のボンドカーとして使用されたのは有名です。

駆動方式:FR
エンジン形式:直6DOHCフロントエンジン
最高出力:150ps
全長:4,175mm
全幅:1,600mm
全高:1,160mm
重量:1,120Kg

ハマの黒ヒョウ:ランボルギーニ カウンタック LP400S

出典:http://www.mbrandonmotorcars.com/

ハマの黒ヒョウ(本名不明)は、横浜の暴走族連合の総元締めをしています。
公道グランプリからランボルギーニカウンタックで参戦して、真鶴道路の海岸線でクラッシュする。最終的に3度のクラッシュを起こすながらもそのたびに修理、復帰を繰り返してきます。
しかし、レース中の途中地点からの乱入やA級ライセンス取得レースにもかかわらず周回遅れを装い早瀬のポルシェを抑えるなど卑劣な行動が目に余るほどでした。
日光レース中に風吹らとトンネル内での争いで出口のコーナーでクラッシュして死亡します。

スペック

1971年に自動車デザイナーのマンチェロ・ガンディーニによって発表され、3年後の1974年にランボルギーニミウラの後継モデルとしてデビューしました。
ガルウィングドアはスーパーカーの象徴として、いまでも圧倒的な存在感を持っています。
LP400Sの当時の新車価格は1,900万円でした。
販売期間は、1974年~1990年で後継車、ディアブロ、ムルシエラゴに精神がひきつがれています。

駆動方式:MR
エンジン形式:V12DOHC縦置きミッドシップ
最高出力:375ps
全長:4,140mm
全幅:2,000mm
全高:1,070mm
重量:1,385Kg

ぼっちゃん:デ・トマソ・パンテーラ

出典:https://ja.wikipedia.org/

ぼっちゃんは、極道連のスポンサーで愛車はデ・トマソ・パンテーラGT4。おだてに乗れば調子に乗る成金息子で懐の札束をチラつかせています。
早瀬ミキを路上ナンパしていところを風吹裕矢に制止されミキヲ賭けたシグナルグランプリであっさりと負けてしまう。
※シグナルGP~公道の信号待ちをしている車同士が信号の赤から青に変わるのを合図に次の信号まで競うレース

スペック

イタリアのデ・トマソ社とアメリカのフォード社の共同開発によって1971年から1994年生産販売されました。
当時の販売価格は750万円でした。

駆動方式:MR
エンジン形式:V8OHVミッドシップ5,800CC
最高出力:300ps
全長:4,270mm
全幅:1,811mm
全高:1,100mm
重量:1,420Kg

極道連総長:マツダサバンナ RX-3

サバンナの画像です。

出典:https://www.sonymusicshop.jp/

極道連の総長(姓名不詳)の愛車は、マツダサバンナRX-3。スポンサーの”ぼっちゃん”の仇をとるため執拗に風吹を襲います。

スペック

1971年から1978年にかけてマツダが生産販売した車で後継車はサバンナRX-7です。
当時、スカイラインGT-Rの50連勝記録を阻止したことで人気を博しました。

駆動方式:FR
エンジン形式:12A型ロータリーエンジン1,146CC
最高出力:130ps
全長:4,065mm
全幅:1,595mm
全高:1,335mm
重量:885Kg

土方年男:ランボルギーニ ウラッコ

ランボルギーニウラっこ

出典:https://www.youtube.com/

土方年男(ひじかたとしお)は、暴走族取り締まり専門特別組織「新選組」の一員で沖田の警察学校時代からのライバルであり大親友です。
沖田の意思を継ぎレーザーを志し、A級ライセンス模擬レースではランボルギーニ ウラッコ、日光レースにはトヨタ2000GTターボで参戦します。

スペック

カウンタック同様マンチェロ・ガンディーニのデザインで、ポルシェ911の市場をターゲットに開発された
2+2スポーツクーペです。
販売価格は700万円~800万円です。
1973年~1979年に生産販売され、後継車はシルエットです。

最高速度:265㎞/h
駆動方式:MR
エンジン形式:V8DOHC横置きミッドシップ
最高出力:375ps
全長:4,249mm
全幅:1,759mm
重量:1,300Kg

切替テツ:マセラティ ボーラ

切替テツ(きりかえてつ)は、マセラティボーラをこよなく愛し「ボーラの男」の異名を持っています。
カーショップディノのオーナーです。
筑波A級ライセンス模擬レースから登場しボーラを大破させるも見事蘇らせます。

スペック

マセラティ初のミッドシップ2シーターカーとして1971年に登場します。
デザインはマセラティ・ギブリと同じジョルジェット・ジウジアーロが手がけました。
いすゞの117クーペのデザイナーとしても有名な方です。

最高速度:280km/h
駆動方式:MR
エンジン形式:V8DOHC4,719CC
最高出力:310ps
全長:4,335mm
全幅:1,738mm
全高:1,138mm
重量:1,520Kg

原田和夫:ランチア ストラトス

出典:http://www.classicandperformancecar.com/

原田和夫(はらだかずお)は、「北海の龍」と呼ばれ、公道グランプリで風吹と勝負するために北海道から遠征してきます。
大自然を走破するコーナーリングでラリーカーの誉れ高いランチアストラトスを操ります。
筑波A級ライセンス模擬レースでは最終コーナーでトップ争いもコースアウトしてしまいます。
流石島レースでは、ターボチャージャーを施したストラトスで参戦、風吹と死闘を演じますが豪雨でクラッシュします。
ルマン・イン・ジャパンではセリカLBターボで出場します。

スペック

ランチアがWRC(世界ラリー選手権)で優勝する目的で開発し生産販売しました。
1974年~1975年に販売され、WRCをはじめモンテカルロラリーなどで優勝を飾ります。

最高速度:280km/h
駆動方式:MR
エンジン形式:V6DOHC横置きミッドシップ2,418CC
最高出力:190ps
全長:3,710mm
全幅:1,750mm
全高:1,114mm
重量:980Kg

関根英次:ランボルギーニ イオタ

ランボルギーニイオタ

出典:https://ja.wikipedia.org/

関根英次(せきねえいじ)は、潮来のオックスの通称を持っているレーサーで愛車はランボルギーニ イオタです。
二枚目で、ナルシストで自身を天才的レーサーと言います。
日光レースではイオタで参戦します。
ヨーロッパF2選手権のレースのスタート後の混戦で大クラッシュで重傷を負い再起不能となります。

スペック

イオタは、ランボルギーニミウラの改良版で、実験車両として1969年に1台のみが開発されました。
この実験車両は、”J”という名前があるだけで実際にはランボルギーニから正式に「イオタ」という名の車両は存在しませんでした。
実験車両として製作された”J”もコレクターに売却され、横転事故により焼失してしまいます。
しかし、”J”を見た顧客からの強い要望により数台のレプリカが作られました。

駆動方式:MR
エンジン形式:V12DOHC3,929CC
最高出力:440ps

田原ミカ:フェラーリ308GTB

出典:http://www.autosavant.com/

田原ミカ(たはらみか)は、田原財閥の令嬢でありながらじゃじゃ馬娘で、愛車のフェラーリ308GTBを乗りこなし、”フェラーリの女豹”と呼ばれています。
流石島レースで風吹を苦しめるも、非常な手段で風吹を陥れようとするピーターソンの妨害に巻き込まれ、魔の渦潮バンクでクラッシュして絶命します。

スペック

フェラーリが1975年から1985年に生産販売したリアミッドシップエンジン後輪駆動のスポーツカーです。
ピリンファリーナによるデザインです。
優美なフォルムは歴代フェラーリの中でも秀逸とされ今でも多くのフェラーリファンを魅了してやみません。

最高速度:252km/h
駆動方式:MR
エンジン形式:V8DOHC横置きミッドシップ2,926CC
最高出力:255ps
全長:4,230mm
全幅:1,720mm
全高:1,120mm
重量:1,090Kg

日本のスーパーカーブームを牽引した名作「サーキットの狼」

「サーキットの狼」に登場した名車まとめ記事はいかがでしたでしょうか?

70年代、スーパーカーブームをけん引した漫画が外国車への強い憧れとなって、外国車の普及や日本車のクオリティの向上につながっていきます。

現在では、ポルシェ、BMWはもとよりレクサス(トヨタ)やインフィニティ(日産)、アキュラ(ホンダ)など国産メーカーが海外で羨望の的になっています。

最新の車ももちろんいいですが、サーキットの狼を見ていた世代の方にとっては、懐かしさ溢れるまとめだったのではないでしょうか。

「サーキットの狼」は、漫画家の池沢さとしが1975年(昭和50年)から1979年(昭和54年)に「週刊少年ジャンプ」に連載した作品。続編に「サーキットの狼Ⅱ モデナの剣」、「21世紀の狼」があります。実写映画は1977年に製作、公開されました。

出典:https://ja.wikipedia.org/

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