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名古屋走りとは|危険運転に気を付けて!原因と実態と動画を紹介

愛知県名古屋市とその周辺特有の名古屋走りと呼ばれるやや荒っぽい運転の実態とは、一体どのような運転方法でしょうか。名古屋走りの特徴をまとめました。危険が故に愛知県の交通事故による死亡者数を大幅に上げている原因を解説、名古屋走りの動画も紹介しています。

名古屋走りとは?

名古屋走りとは、愛知県の名古屋市やその周辺で見られる、やや荒っぽかったり、道路交通法に反したりしている運転のことです。

その他の地方でも、名古屋とよく似た独自の運転ルールが見られ、長野県の松本走りや愛媛県の伊予の早曲がりなど、名古屋走りのように地名を冠した名称で呼ばれることもあります。

名古屋走りのあるある9選

名古屋走りそのものに明確な定義はないそうですが、「名古屋走り」とされる運転方法を挙げます。

信号無視

名古屋走りにおける信号無視は、黄色信号はおろか、赤信号でも変わった直後であれば、平然と交差点に侵入しています。
交差点までは入らずとも、停止線を通り越し、横断歩道上に停止する車も多いです。

速度超過

スピード違反も名古屋走りの特徴です。

右折フェイント

交差点の右折車線を直進する運転方法です。
渋滞を避けるために空いている右折車線に入り、交差点直前で直進車線に戻ります。
赤信号に切り替わった直後、右折車線で待機する車を追い越し交差点に侵入するなど、右折フェイントの直前も強気です。

車線またぎ

隣の車線にはみ出して走行することです。
「1番左の車線を追い越し車線として使う」という走り方があるのですが、路駐している車も左車線にいるため、車線をまたいで走り、スペースを確保します。
また、1番左の車線でなくても車線またぎをしているドライバーも存在します。

ウィンカーを出さずに車線変更をする

車線変更の直前にウィンカーを出す、もしくはまったく出さずに車線変更することも名古屋走りの特徴のひとつです。

早曲がり

交差点では直進する車の優先順位が高いため、右折の際には交差点内でタイミングを見計らいます。
この右折の際に、青信号になったら即座に交差点に入り、対向車より早く交差点を抜けてしまうのが「早曲がり」です。

右折中追い越し

先頭の右折車が交差点内で待機中に、後続の右折車が直進用の車線から侵入して追い越しをかけることを指します。

割り込みが多く車間距離も狭い

名古屋走りをするドライバーは、車間距離が車1台分でもあいていれば割り込みをしてくることが多いです。
割り込みされないために車間距離を車1台分未満に見積もるドライバーも増えるため、大変危険です。

歩行者軽視

運転では歩行者優先がルールとなっていますが、たとえ横断歩道で手を上あげている歩行者がいても無視するなど、歩行者を軽視していることも名古屋走りの特徴です。

名古屋走りの原因と実態

では一体なぜ名古屋ではこのような運転が多く見られるのでしょうか。
いくつかの原因ごとに分けながら名古屋走りの実態を解説していきます。

広い道路が原因?

広い道路で行われる信号無視や速度超過、歩行者軽視、右折フェイントなどが名古屋走りが危険だと言われる原因だと言われています。
名古屋やその周辺は、よく整備された広い道路が多くあります。
名古屋中心部でも片側3車線。場合によっては片側5車線、右折2車線など、道幅の広い整備された道路が少なくありません。
そのためスピードが出しやすく、信号が黄色になっても止まらない、歩行者が横断を待っていても無視して進行するなどの現象が起こると言われています。

これが信号無視、速度超過、歩行者軽視につながるようです。
また車線数が多く右折レーンが設けられている場所も多いため、曲がるべき場所ではない交差点で右折レーンに進入してしまい、やむなく直進し右折フェイントとなってしまう場合もあるようです。

交通事故と法律の関係についてはこちら

多発する路上駐車が原因?

路上駐車をよけて走るために、走行車線と追い越し車線で車線またぎをする、ウィンカーを出さない車線変更が起こると言われています。
車線またぎとは、走行車線や追い越し車線などの車線区分線をまたぎながら走行する行為です。
名古屋周辺は路上駐車が多く、一番左の走行車線が走れない状況になっている場合があります。

路上駐車についてはこちら

名古屋人の気質が原因?

一説によると、名古屋の人はせっかちだと言われています。
せっかちな気質が、信号無視や右折フェイント、早曲がり、右折中追い越しなどの危険な行為につながっているとのことです。

信号が赤のうちから発進する信号無視、空いている右折車線を使って追い越しを行う右折フェイント、信号が青になったとたん対向車が来る前に右折を行う早曲がり、また右折中の車の後続車が、カーブの外側や内側などから追い抜いていく右折中追い越しなどなど、せっかちな人がやりかねない違反が非常に多いようです。

交通事故についてはこちら

名古屋走りの動画

信号無視

運転者は右折したいのですが、信号が黄色から赤になっても次々と対向車が来るのでなかなか右折できていません。
ひょっとすると、このような状況も早曲がりを引き起こす一因なのかもしれません。

ウィンカーを出さずに車線変更をする

0:04付近で前の車が、0:07付近で右側の車がウィンカーを出さずに車線変更を行っています。
特に0:07付近で右側からくる車は、車線変更禁止区域でやや強引な車線変更であるため危険を感じます。

右折中追い越し

0:09付近から前方の白い車が右折を開始するのですが、実はその前にはすでに右折待ちの黒い車が。
黒い車から見るとかなり危険なシチュエーションだと考えられます。

交通事故の動画はこちら

名古屋走りと事故

愛知県での年間交通事故死亡者数は、他県と比べても非常に多いです。
2017年時点で17年間連続で全国1位となっており、死者数も2位以下と大きな差をつけています。
上記のように危険な名古屋走りが原因ともいわれていますが、愛知県は自動車保有台数も全国最多。
県内を走る車が多ければ事故も増えることから、単純に名古屋走りが原因とはいえないようです。
しかし、やはり名古屋走りは危険なことに変わりありません。
交通ルールを守り安全運転を心がけるべきでしょう。

名古屋走りについての意見



名古屋走りについては、やはり怖いという声が多いようです。



また、地元の人なりの名古屋走りの捉え方もあるようです。

名古屋走りには注意して運転しましょう!

筆者が名古屋で車を運転した際に、もっとも強く名古屋走りを実感したのが、周りの車が黄色信号でも止まらないことでした。
信号無視は、前の車が信号どおりに停止することで後続の車の信号無視も止めることができます。
一人ひとりが安全運転を心がけることで、安全運転の輪を広げていかなくてはなりません。

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