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高速道路のトンネルでライト点灯はなぜ?無灯火は交通違反の減点と罰金も!

高速道路でトンネルを走行するとき、ヘッドライトの点灯が義務付けられているのはご存知でしたか?無灯火で走ると罰金(反則金)と減点ですよ!高速道路のトンネルはたいてい昼でも夜でも明るく照明が点灯しています。しかし、なぜ無灯火でトンネル内を走行したらいけないのでしょうか?この記事では、この点にクローズアップし、安全に走行する裏技までご紹介します!

高速道路のトンネル走行時はヘッドライトを点灯していますか?

高速道路のトンネルを無灯火で走る

高速道路を走っていると、トンネルの入り口に「点灯」の看板を見かけることがあると思います。
そんな時、普段あなたはどうしていますか?

1)必ずヘッドランプを点灯して進入する。
2)ヘッドランプは点灯せず、スモールランプだけを点灯して進入する。
3)トンネル内は照明が完備しているのだから、無灯火のまま進入する。

この3つの内のどれでしょうか。

「私のクルマはオートライト(自動点灯)」という方ならクルマ任せで大丈夫でしょう。
もしオートライトが装備されていないなら、「必ずヘッドランプを点灯して進入する」ように心がけて下さい。
また、オートライトを装備している車でもヘッドランプスイッチを「Auto」にしていない場合は、今日から「Auto」にしておきましょう。

高速道路のトンネルだけではない!夕暮時のライト点灯運動

出典:©iStockphoto.com/ Claudio Divizia

一般道路においても、夕暮れ時に早目のライト点灯を呼びかける運動も始まっています。
夕暮れ時に早目にライト点灯することは、自分のクルマが他車のドライバーから早目に気づいてもらうことが目的で、事故防止につながります。
ボディカラー別での夕暮れ時の視認率は、黒や赤といったダーク系の車体の方が低く、白やライトシルバー系のボディカラーのクルマの方が目立つのは周知の事実ですね。
夕暮れ時やトンネル内で無灯火のまま走っている自分のクルマに、後続車が気づかず、突っ込んで来るのを避けるには、テールランプを点灯しておくのが正解です。
逆に自分のクルマが後方から追尾して、車間距離が縮まっている場合、前のクルマが後ろから接近するのに気づかず、不意に車線変更したりしてしない様に、ヘッドランプを点灯して接近を知らせておくのが正解。
いずれにしても、「他車に自分の存在を認識させる」ことが大事なのです。

高速道路のトンネル走行を楽にするオートライトが義務化へ?

出典:©Shutterstock.com/Josfor

ダイヤル式ヘッドランプスイッチの場合は、Autoの位置にしておけば、周囲の明るさに応じて自動的に点灯し、消灯します。

ヘッドランプスイッチがレバーの頭を回すタイプは、丸い印の位置にAutoを普段から合わせておけば、周囲の明るさに応じて自動的に点灯し、消灯します。

現在、新しく発売するクルマからは、夕暮れ時には周囲の明るさを感知して作動する「オートライト(自動点灯装置)」を義務付けようとの動きがあります。
既に上級機種には最初から装着されていますが、これを安価なクルマにも「全車種標準装備」にしようというものです。

これは、普段からよほど暗くならない限りライトを点灯しないクセの人や、周囲が明るい市街地で、点灯する事自体を忘れているのを防止するためです。
周囲がだんだん暗くなって来たら、自動点灯して、他車から自分のクルマを認識してもらって、未然に事故を防ぐ目的です。

高速道路のトンネルで無灯火が危険な理由

出典:©Shutterstock.com/ Menna

高速道路のトンネル内での点灯は、ほかの別の意味もあります。

追い越し車線を走行中、そのままトンネルに入り追い越し車線をキープして走っているときに、左側の走行車線を走る車が、追越車線を走る後続車に気づかないまま、不用意に追い越し車線に出て来ることを防止する効果も期待できます。

高速道路のトンネルでの停電対策は100%ではない

高速道路のトンネル内を明るく照らす照明も突然停電、消灯する可能性があります。
無灯火で高速で走っていれば、前を走る車に追突…という危険性があることは否めません。
人間の目は、周囲の明るさや暗さに慣れるまで時間がかかるものです。

高速道路の延長200m以上のトンネルには「停電時用照明」が設置されていて、停電時には瞬時に照明は回復する様になっています。
逆に200mm以下の長さのトンネルでは、停電用照明の設置が義務付けられていません。
また、どの高速道路の200mm以下の長さのトンネルに停電用照明が付いているのか、いないのかをいちいち調べて頭に入れて高速道路を走る人もいないことでしょう。

どんな長さのトンネルでも、昼でも夜でもいつでも無灯火で走らないことを心がけましょう。
高速道路のトンネルではなおさら注意しましょう。

高速道路のトンネルを無灯火で走ると交通違反の取締り対象?

高速道路のトンネルは例え明るい照明が点いていたとしても、無灯火は取締対象、道路交通法違反となります。
トンネルや濃霧がかかっている場所では、視界が50m(高速道路と自動車専用道路では200m)以下の場合は、夜間以外でも灯火を点けなければならないことになっています。1点です。

道路交通法 第52条

車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。[中略])道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあっても、同様とする

出典:http://law.e-gov.go.jp/

無灯火の罰金(反則金)

無灯火の反則金は、大型車は7,000円、普通車、二輪車は6,000円、どちらも減点1となります。

【裏技】トンネル内ではライトで前後のクルマに存在をアピール!

トンネルの前後を十分と思えない車間距離で大型トラックに挟まれて走った経験はありますか。

後続の大型トラックの運転手は、目線が下となる前方を走る乗用車のテールランプでは無く、その先を走る大型トラックのテールランプを見て走ることがよくあります。
そのため、前を走る大型トラックが減速したとき、そのままの車間距離を保って減速すれば問題ありませんが、遅れて減速すると、大型トラックは前のトラックとの車間距離を基準にしているため、実質的に死角に入った前方の乗用車のブレーキランプに気が付かず、後続の大型トラックから追突される恐れがあります。
ハイマウントストップランプがリヤウインドの上部など車の高い位置に装備されていれば、後続のトラックからは視認しやすいのですが、リヤスポイラーやトランクリッドの上部に設置されているタイプの車は、やはり後続の大型車からは視認しにくいものです。

そんなときはルームランプを点灯しましょう。

これは裏技です!
行燈(あんどん)を灯した様にリヤウインドウ部分全体が明るく見えるので、後続の大型トラックから認識されやすくなります。
覚えておいて下さい。

トンネル内ライト点灯は防衛運転と緊急時対応に

トンネルを走行するとき、なぜライト点灯が必要なのかをまとめました。
いかがでしたでしょうか?

最近、宅配のトラックが「昼間にも点灯します」と宣言しているのは、自分の存在を周囲に認識してもらう目的です。
周囲が薄暗くなって来ても、ランプを点灯するのを忘れることもあるので、常時点灯するのです。

普段からトンネルに進入したら、必ずライトを点けて自分の存在を他のクルマに気づかせる必要があります。
延長200m以上の高速道路のトンネルは、停電があっても即回復するように対策されていますが、トンネル内走行時のライト点灯は、トンネル内を明るくすることが第一の目的でない、ということを念頭に置きましょう。

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